ブログの更新も久しくしていなかったが、今FP協会の2級実技を解いている。
2016年から最新年までだから結構な量だ。
解いていて思うことは、
面倒くさいの一言。
とにかく解きづらいし、解くのに時間がかかる。
解き方は分かっているのに設例や資料が細かすぎて、それを読み込むのに時間がかかるのだ。
何度もパソコン画面で上に行ったり、下に行ったりの繰り返しでそれが間違いを誘発する。
おそらくCBT試験でも同じだから気を付けないと問題や選択肢を見失ったり、時間のロスは相当あるだろう。
FP協会実技を選択した人は設例や資料は慎重に読まないと見落としが発生するから気を付けてほしい。
実技試験は問題を解くために必要な数字や要件等を素早くピックアップできるかが勝負だ。
例えば扶養控除の問題が出たとすれば、見るべきポイントは、
家族構成・年齢・収入・生計同一・同居の有無だけだ。
それ以上それ以下でもない。
あとは控除の要件を理解しているかいないかだけだ。
毎度思うけど、生命保険の補償内容の問題なんか保険証書の細かいところを読み込まないと解けないから解いててイライラするよ。
1つでもピックアップミスがあれば終わり。
パッと見て解ける問題ではないからどんなに早い人でも最低5分以上は回答にかかるだろう。
5分以上の時間を使って正解できるならまだいい。
最悪なのは10分近く使って解いても不正解なら元も子もない。
その反面、金財実技は説例を読まなくても解ける問題もあるし、見るポイントも限定的なので数字や要件等のピックアップミスは起こりづらい。
何度も過去問を解けば問題を解くスピードは格段と上がる。
間違いが起こるとすれば電卓の打ち間違いくらいだ。
CBT試験になれば何度もパソコン画面で上に行ったり、下に行ったりの繰り返し、おまけに電卓はパソコン上のものを使用するとなれば、ミスの要素は増えることになる。
紙試験なら問題用紙に重要なポイントをマーキングしたり、〇✕も簡単に書き込めるが、パソコンではそれもできない。
とにかく間違うポイントが至る所に潜んでいると思っていい。
それが嫌な人は2025年の1月で取ってしまうか、最悪2025年の5月に実施される最後の紙試験で取るかしないと、永遠に合格証書を手にすることはできないかもしれない。
これは脅しではなく現実です。
FP試験は簡単という巷の認識は持たないほうがいい。
とにかく間違いやすいように仕組まれた試験であることを忘れてはいけない。