試験直前になっても学科がうまく解けなくて伸び悩んでいる人もいるだろうが、それに引っ張られて実技を諦めてはいけない。
学科がダメでも実技は得点できる可能性は残されている。
実技試験は計算問題を確実に取れればそれだけで20点近くは取れる。
それと○×問題と語群選択だが、語群選択は記憶が曖昧でも答えを選ぶだけなので何となく過去の記憶を辿れば何とか正解できる可能性は高い。
ただここまでの話は金財実技を選択した人だ。
FP協会実技を選択した人は学科の学習不足がモロに被るからそう簡単に行かない。
出題範囲も広いし、出題傾向がランダムなところもあるので気が抜けない。
問題自体は金財よりレベルは高くないかもしれないが、設例や資料を読むのに時間が取られるので、時間配分を間違えるとあっという間にゲームオーバーとなってしまう。
最近学科不合格・実技合格の人が多いのは明らかに学習不足が原因なのだが、それでも計算問題と語群選択や○×問題が奇跡的に正解できると実技試験は合格ラインギリギリの60点を超えられる可能性が出てくる。
学科がメタメタでも実技は辛うじて合格という現象が起きる。
俺が金財実技を勧めるのは、この逆転現象を逆手にとって最悪実技だけでも合格できる戦略が取れるからだ。
学習不足でも何とか実技だけでも合格できれば次につながる。
よって一部合格だけでもいいので合格してもらいたい。
できれば学科を合格すれば次回の実技だけの試験は楽です。
どうか最後まで諦めないでください。
結論を言うと「実技は金財で受けろ」です。