FP試験日が迫ってきてだいぶ焦っている人もいるだろうが、勉強の仕上がり状況によってやるべきことが変わってくると思うので書きたいと思う。

 

1.ほぼ仕上がっている人

とにかく覚えた知識を忘れないように1日に通しの過去問を1回やるくらいで十分。

それとできなかった問題や苦手な問題を中心にやれば大丈夫でしょう。

毎回通しの過去問を解いて40点以上コンスタントに取れれば合格は間違いなしです。

特に計算問題ついては解き方は分かっていてもイージーミスをなくすことを目標に頑張ってください。

 

2.合格ラインを超えたり超えなかったり不安定な人

問題はこの人たちです。

多くの受験者がここに居ます。

とにかく落ち着いて過去問を解こう。

知識があやふやな場合でも諦めないで欲しい。

消去法で解ける問題も多く出るので選択肢をよく見て間違いを探せるようになってください。

苦手な論点もやるより確実に正解できる問題を増やした方が得点はアップします。

最低でも計算問題だけでも完璧にできれば実技試験だけでも合格する可能性は高まります。

諦めたら負けです。

 

3.合格ラインに遠く及ばない人

3級であれば何とか滑り込みセーフの可能もあるかもしれませんが、2級だとほぼ1ヵ月で合格ラインを超えるためにはかなり頑張らないと無理でしょう。

3級なら過去問を理解するというより解法パターンを覚えることに重点を置いてやりましょう。

2級は学科か実技に特化したやり方も1つの方法です。

計算問題だけは必ずやってください。

記念受験にしたくないのなら2と同様に確実に正解できる問題を増やしてください。

 

1・2・3とも過去問が大きな役割を持っていますがアプローチ方法が異なります。

特に2の人は過去問を通しで解くことも大事ですが、論点を絞って何度も解いてものにしてください。

計算問題でも苦手な論点でもいいので正解率のアップをがめつく狙ってください。

 

6割取れれば合格の試験です。

これほど受験者思いの易しい試験はありません。

その易しさを活かせるかは受験者の仕上がり次第です。