何かと忙しい年度末と新年度が混在する4月ですが、4/1は多くの法律が法改正されます。
年金額も4月に改定されますが、FP試験では受験月の法令基準日に準じて前年度の数字も覚えておかないといけません。
今各論点の法令をアップデートしていますが、受験する皆さんはあまり法改正について神経質にならなくてもいいと思います。
FP試験で法改正されたものが即出題されるケースはほとんどありません。
逆に法改正されない部分を苦労して出題するという苦肉の策も散見されます。
特に重要な頻出論点は出題しないわけにはいかないので、意図的に法改正部分を外して法改正されていない部分を出題するのがパターン化しています。
受験月における法令基準日ですが下記のようになっています。
紙試験とCBT試験では法令基準日が異なるので注意してください。
<紙試験>
試験実施月 |
法令基準日 |
2024年5月 |
2023年10月1日 |
2024年9月 |
2024年4月1日 |
2025年1月 |
2024年10月1日 |
試験実施月 |
法令基準日 |
2023年11月~ 2024年5月 |
2023年4月1日 |
2024年6月~ 2025年2月 |
2024年4月1日 |
2024年4月の法改正が適用になるのは3級では2024年6月以降、2級では2024年9月以降にそれぞれ受験する人です。
なるべく2024年5月までに受験するとテキストが無駄にならなくて済みます。
繰り返しますが、法改正についてはあまり神経質にならなくて大丈夫です。
まずはしっかりと直近の論点を頭に入れることが大切です。
何が変わったのか、どこが変わったのかが分からないようでは意味がありません。