5月の試験に向けて頑張っている人も多いと思うが、生命保険関係の問題は絶対にやっていたほうがいい。

奇跡的に2024年の1月では生保関係の問題が易しかった。

難しいと言うよりこれでもかと生保問題が出て受験者のペースを乱しまくる時があるので、できれば以下の論点はしっかりと学習しないと最悪学科が不合格になってしまう。

①生命保険商品の特徴

②個人年金保険の商品の特徴

③外貨建て生命保険商品の特徴

④生命保険の税務

⑤損害保険の税務

⑥生命保険料の経理処理

⑦損害保険料の経理処理

⑧医療保険の経理処理

①から③は最低でも覚えないといけない論点ですが、商品別にまとめて効率よく学習してください。

④と⑤はほぼ簡単な論点なので覚えられるが、問題は⑥⑦⑧です。

⑥については細かい数字を覚えなくてはならない。

⑦については圧縮記帳の仕組みを理解する必要がある。

⑧については余裕があれば学習して欲しい。

受験月によっては①から⑧の論点が全部出題されることもあります。

当然その月の試験難易度はかなり高くなり受験者を相当苦しめるだろう。

その流れで金融・タックス・不動産・相続に突入するとメタメタにやられる。

 

だがこの①から⑧の論点をやらないで受験するのは無謀です。

最悪5点から7点くらいはロスになるので、他の分野で稼がないととても合格ラインの36点には届きません。

FP試験はタックス分野と相続分野が合格への鍵だという考えだが、2級学科についてはこの生保関連の学習が合格へのハードルを高めている。

ここを何とか克服すれば合格が見えてくるので必ず学習して欲しい。

生保商品は数多いですが試験に出る商品は限定的です。

まずは終身・定期・養老・年金の基本パターンを学習して商品別に進んでいくことが王道です。