CBT試験に徐々に移行する過渡期なので、紙試験はおそらく今年が最後になります。
3級は1月の試験後は完全移行し、2級も2025年からCBT試験に移行予定です。
CBT試験に移行すると試験問題が公表されなくなるので、出題傾向に応じて出るところだけに絞って学習して合格するというやり方ではなく、満遍なく学習する必要が出てきます。
学科は60問中36問以上の正解で合格ですが、試験の難易度が大幅に変化すれば合格ラインギリギリで合格する人も増えるのではないかと思います。
3級でも気が抜けません。
特に試験日における法令基準日の変更には注意が必要です。
CBT試験ではこうなります。
①2023年11月~2024年5月 → 2023年4月1日
②2024年6月~2025年2月 → 2024年4月1日
個人的には法改正されたものが出しづらい早目の受験がいいと思います。
おそらく2024年6月に受験すれば、2024年4月1日に法改正されたものはほとんど出ないでしょう。
遅く受験すればするほど法改正された論点も出る可能性があるので、受験するなら6月ないし7月あたりが狙い目です。
テキストも6月・7月受験を想定して法改正を基準として新しいものが出ると思います。
受験年の4月1日に合わせて新しいテキストを購入することになりますから、中古のテキストはますます役に立たなくなりますので注意してください。
それと試験問題は公表されなくなるので、テキストとは別に問題集は買っておいた方がいいでしょう。
かなりボリュームがあるものになると高価なものが多いですが、いろいろなところから試験情報を集めて作成された問題集であれば信頼度は高いと思うので是非揃えた方がいいと思います。
問題集は買うだけ無駄と言っていましたが、CBT試験に移行すれば問題集はテキスト以上に重要な役割を担います。
俺も書店に行って問題集はどんなものがいいかチェックしたいと思います。
2024年にFP資格は取ってしまおう。
2級もCBT試験に移行したら合格率は間違いなく落ちます。
どうか試験団体の養分になることだけは回避してください。