5月の試験まであともう少しの時間しかありません。

この時期に何をすべきかについて書きたいと思います。

 

1.実技が上手く解けない人

実技試験の過去問に取り組んでいる人も多いと思うが、上手く解けない人はほとんどが学科の学習不足が原因です。

実技=学科の知識で解けるのがFP試験の特徴です。

実技を解くには慣れも必要ですが、出題パターンはほぼ学科でと変わりありません。

特に金財はその傾向が強いです。

 

2.計算問題は解き方も大事だが正確性はもっと大事

計算問題で解き方は分かっているのに正解できないと悩んでいませんか?

それが一番悔しいですよね。

間違いの原因のほとんどは、数字のピックアップミスや電卓の打ち間違いです。

計算問題は紙に計算式を書いて間違いがないか確認をしてから計算するようにしてください。

慣れてくれば計算式を書かなくてもできるようになりますが、このプロセスを最初から省略すると間違いは改善されません。

 

3.もう間に合わない思っている人でも計算問題だけはやろう

試験に間に合わないと薄々感じている人でも計算問題だけはやって欲しい。

それだけでも実技試験対策になる。

知識が50%くらいしか覚えていなくても計算問題を全問正解できれば、最悪実技試験が合格する可能性は残されている。

おそらく合格が確実な人はこの時期はほとんど計算問題を何度も解いているはずだ。

 

4.どうしても理解できない論点は捨てるべきか

学科で6割以上正解している人は、諦めずに苦手な論点を攻め続けよう。

学科で5割以下の正解率なら理解している論点だけでいいから間違いなく解けるようにするしかない。

今から全く勉強していない論点を新たに学習しても間に合わないので、現状の知識を強化していくしかない。

分野ごと捨てる人はまず合格しない。

このことだけは揺るがない。

 

5.今から学習を始める人

合格したら天才ですが、自分の能力はあなた自身が一番よく知っているはずです。

頑張って下さい」としか言わざるを得ません。

 

もうこの時期になると諦めている人も多いと思いますが、巷でバカでも受かると言われるFP試験(俺はそう思っていないが)でも不合格になる惨めな経験はしないほうがマシです。

当然のごとく不合格の通知をもらってバカの上塗りをする必要はないので、潔く試験当日は欠席した方が傷つきません。

勉強もしないで合格するなんて天才でも無理ゲーです。

試験結果は勉強した分しか反映されません。

どうか合格ラインギリギリで焦っている人は最後まで諦めずに攻め続けてください。

勉強した努力は裏切りませんし、試験は努力した分しか反映されませんが、状況によっては運が味方する場合もあります。

 

合格が確実な人は試験日前2週間くらいが勉強していて一番楽しい時期だと思います。

そういう経験が今後の人生にも活かされますよ。