自転車を利用している人も多いと思うが、意外と自転車保険に未加入の人も多い。

単なる自転車でも十分に人を殺せる凶器になり得ることもあるから怖い。

現に子供が運転する自転車がお年寄りとぶつかって、そのお年寄りは高度障害の寝たきりになり、9,000万円の賠償金を支払う判決も出ている。

それを無保険であったなら、自腹で丸々9,000万円を支払わなくてはならない。

そうなったら一家は首をくくるしかない。

ある日を境にいきなり多額の賠償金を支払わなくてはならなくなったらと自分に置き換えて考えて欲しい。

 

日本は年寄りばっかりだ。

年寄りは横断歩道以外の車道も勝手に渡る。

先日も道路を平気で渡っている年寄りを見た。

耳が遠いこともあるだろうが、車が来ようがバイクが来ようがこちらを振り向くことは一切ない。

何故なのか。

年寄りは「いつ何時でも歩行者優先」と思っているからだ。

だから自分が交通法規を無視しても車やバイクは止まってくれると勘違いしている人は多い。

 

自転車に乗る人は歩行者との接点が近いのでより一層気をつけないと一瞬にして家族が路頭に迷う。

そのための保険だから子供の分も含めて自転車保険には必ず加入しよう。

 

先日もココナラの生徒さんの息子さんが自転車の人とぶつかって2ヵ月の入院だったそうだ。

幸い自転車を運転していた人も保険に加入していたので全て保険で賄うことができたようだが、これが無保険だったら2ヵ月間の入院費用はかなりの高額になって支払いに苦労したと思う。

自転車でも相手に2ヵ月の入院加療が必要なダメージを与えることができるものなのだと改めて恐ろしいと感じた。

 

とにかく自分は交通ルールを守っていても他の人がルールを守るとは限らない。

特に年寄りはルールを守るという考えがないと思って運転しないといけない。

お迎えの近い年寄りに何千万円も支払えと言われても加害者も納得したくないわな。

年寄り批判はしたくないが、交通ルールはみんなが守らないと意味がない。

バカから自分や家族を守る唯一の方法が保険に加入することだ。

 

後悔先に立たずにならないよう自転車保険には必ず入ろう。