受験者のほとんどは学科→実技の順番で学習を進めると思うが、この学習を実技→学科に変えてみたらどうだろうか?

 

1.実技→学科に変えるメリット①

まず実技問題を完璧にクリアできれば最悪の結果である「学科・実技の完全不合格」は回避できる。

出題される論点は多岐に渡るが、論点によっては関連性が高いものがあるので、それを取っ掛かりとして学習する部分を広げていく戦法だ。

金財実技を解いて感じることは、計算問題に絡む論点は必ず学科で出題される重要な論点ばかりだということ。

例えば年金の計算問題では必ず「中高齢寡婦加算」や「免除期間」などの論点がワンセットになって出題される。

まずこれらの論点を包括的に覚えれば学科でも怖くない。

金財実技では計算問題以外はほぼ学科の○×問題なので、まずそれを学習していって覚える論点を増やしていけばいい。

2.実技→学科に変えるメリット②

実技問題は数字の正誤が問われるものが多いので、数字の暗記が苦手な人でも包括的に覚えられる。

学科ではほんの一部しか問われないものが多いが、実技だと総合問題という形で出題されるので数字を覚えるのには都合がいい。

例えば税務に関する各種特例などは実技試験で要件等の全体像を理解しやすい。

学科と違って実技は問題の文章量も多くできるのでより細かい論点を問題に盛り込むことができる。

学科は論点の一部を切り取りして出題されるからどうしても論点の全体像が掴みにくい。

是非実技問題で全体を把握して欲しい。

3.FP協会実技→学科はやめたほうがいい

FP協会の実技試験を解いていて毎回思うが、学科がきちんと理解できていないと解けないと感じる。

学科と実技であまりにも出題形式が違いすぎて、その形式に慣れていないと面食らうと思う。

それと学科ではあまり出題されないレアな論点もFP協会実技ではなぜかよく出るので、実技問題を学科にフィードバックさせるのが難しい。

FP協会実技を選択する人は学科をきっちりやって、実技の過去問も相当数こなさないと最悪「学科・実技の完全不合格」になるので注意しよう。

 

誰かこの方法が正しいのを証明するために勉強してくれる人はいませんか?

ココナラでお待ちしています。