FP試験に合格したいなら最低でも不動産分野の建ぺい率と容積率の計算問題はやろう。

それだけでも学科と実技の得点力がアップする。

建ぺい率の緩和や用途地域や防火規制なども覚えれば、計算する上で必要な論点も結構出題されるので一石二鳥だ。

問題はパターン化しているし、一度解き方を覚えれば間違いなく正解できる。

時間がない人でも確実に得点アップができるからこの計算問題は絶対に外せない。

3級ならある程度捨て問題があってもいいが、2級は誤魔化しが効かない。

3級でズルした分は必ず2級受験で壁となる。

3級は2級より簡単だから3級で覚え切った方が2級では苦労しなくて済む。

特に不動産分野は3級と2級で出題される論点は変わらないし、難易度も同じなのも受験者に有利だ。

 

そもそもFP試験では不動産分野は仕方なく試験科目に付け足したようなものだから、本来のFP試験の趣旨とは若干ずれているような気がする。

不動産税制は重要な論点ではあるがほぼタックス分野だと思うし、不動産を本格的に勉強するなら宅建を受けた方がいい。

不動産分野は最低限の学習でも何とか得点できる唯一の分野だから、「難しい」という変な先入観は持たないようにして学習して欲しい。

基本暗記が得意な人が有利ですが、暗記が苦手な人でも論点によっては覚えやすいものもあるので食わず嫌いはやめて学習してみてください。