FP試験の出題範囲は下記のとおりだ。

ライフ分野・・年金・社会保険

リスク分野・・生命保険・損害保険

金融分野・・・金融経済全般・資産運用等

タックス分野・税務全般

不動産分野・・不動産売買・建築に関する規制等

相続分野・・・相続に関する税務等

 

学習初心者にはどの分野も難しいと思うが、まずはテキストや過去問を見てやれそうだなと思ったものから始めればいい。

特に仕事などに関連のある分野は興味がある程度あるならその分野から始めてもいい。

 

一応経験上一番効率の良いやり方を示しておきます。

金融分野→リスク分野→タックス分野→相続分野→不動産分野→ライフ分野

一般的にはこの順番なら抵抗なく入っていけると思う。

テキストの最初の章のライフ分野からやるとたぶん挫折します。

年金や社会保険は馴染みが薄いので大半の人が覚えるのに苦労すると思う。

 

CBT試験に対応するためには、各分野で全体的に満遍なく学習する必要があります。

例えば年金の論点を学習する場合、年金の細かい論点を学習することはもちろんですが、全体的な年金制度を理解してから細かい論点を学習するようにしてください。

木を見て森を見ずではどこの論点が出るか分からないCBT試験では対応できません。

 

加えて不動産分野を全く学習しないで試験に臨む人がいますが、この分野は覚える論点が他の分野より少ないのでやらない手はない。

それとFP試験は税務に関する問題が多く出るのでタックス分野だけでなくその他の分野で税務に関する論点を抑えておくだけでかなり得点ができます。

金融商品に関する税務や不動産売買等にかかる税務なども重要な論点なので絶対学習しておいてください。

 

税務に関する問題と計算問題に特化して学習するだけで学科は20問以上、実技はほぼ20点以上は得点できると思います。

計算問題は各分野必ずあるのでそれをやらないのは自殺行為です。

絶対に合格しません。

 

合格したいなら学習するのみ。

何から始めるかはお任せですが、難しいと感じた論点は後回しでもいいから少しでも前へ進むのが鉄則です。