最愛の"REDSOX"が迷走している…
GM(ゼネラルマネージャー)のエプスタインは、意図のわからない補強策ばかり講じていて、"REDSOX NATION"(熱烈な"REDSOX"ファンのこと)を激しく困惑させているのだ。
FAとなった主砲ジェイソン・ベイ左翼手との再契約に失敗(ベイはメッツへ移籍)し、もう一人の大物FAであるマット・ホリデイ左翼手はカージナルスと再契約… "REDSOX"で大砲と呼べる選手は、昨季極度の不振に陥ったDHのデイビット・オルティスしかいなくなってしまった。
また、昨季後半から加入し、安定した守備と打撃でチームに貢献していたアレックス・ゴンザレス遊撃手との再契約も逃し、守備力は高いが打撃が期待薄で、年齢も高いマルコ・スクータロ遊撃手を獲得せざるを得ない状況に…
※【現在までの主な獲得選手】
◆ マルコ・スクータロ遊撃手(34歳)
アスレチックス時代から内野のユーティリティープレーヤーとして定評があり、遊撃を中心に一塁以外の守備を見事にこなしていたが、2008年にブルージェイズに移籍して念願のレギュラー遊撃手の座を獲得し、自己最多の145試合に出場。
2009年シーズンもブルージェイズの正遊撃手として、打率2割8分7厘・12本塁打・60打点と自己最高の成績を記録した。
今季は正遊撃手を務める予定だが、年齢的には盛りを過ぎており、昨季並みの打撃力は期待できない。
◆ マイク・キャメロン外野手(37歳)
マリナーズ時代に、イチロー右翼手の隣で中堅を守っていたことで有名な名手だが、年齢とともに守備範囲は狭くなり肩も衰えが顕著になってきている。
キャリアを通じて打撃は粗く、20本塁打を打つパワーはあるが、三振数は常に140を越え、打率は通算で2割5分程度。 ただし、比較的四球を選ぶタイプなので、出塁率は悪くない。
今季は、移籍したベイに代わって左翼を守る予定。
◆ エイドリアン・ベルトレイ三塁手(30歳)
現役最高といわれる守備力を誇る三塁手。特に手首の強さを活かした送球が見もの。
自己最高の48本塁打&121打点を記録した2004年にFAとなりマリナーズへ移籍(5年契約)したが、マリナーズでは最高で26本塁打&99打点と高額契約に見合う成績は残せなかった。
ベルトレイは、初球からどんな球でも積極的に打ちにいく「フリースインガー」で三振が多く、四球を選べないので出塁率はリーグでも最低のレベルである。
今季は、マイク・ローウェル三塁手の故障に伴い、正三塁手を務める予定。
◆ ビル・ホール内野手(30歳)
内外野を守れるユーティリティープレーヤーと紹介されることが多いが、中堅手としてプレーした2007年シーズンに中堅手最多の9個のエラーを犯し、リーグ最低の守備率を記録するなど外野手としての適性は低い。
打撃でも、ベルトレイ以上の「フリースインガー」であり、2006年シーズンで突然変異的に35本塁打を記録したほかは、15本塁打程度にとどまっている。 打率も通算で2割5分程度で、四球を選べないため出塁率も低い。
今季は、遊撃を中心とした内野のバックアップとして起用される予定。
◆ ジョン・ラッキー投手(31歳)
2003年から昨年まで、7年連続で10勝以上を記録しているエンゼルスのエース投手であり、95マイル前後のファーストボールと大きなカーブを巧みに織り交ぜる投球を披露する安定感抜群の先発投手。
しかしながら、ここ2年間はいずれも故障で開幕から1ヶ月以上離脱しており、今後も怪我の不安が付きまとう投手でもある。
結局、現時点で有効な補強といえるのは、ジョン・ラッキー投手の獲得だけであるが、故障離脱が多いラッキーに対して5年の長期契約を与えたことは理解し難い(どうしてもヤンキースには渡したくなかったのだろうが…)。
比較的安定している投手陣と異なり、(不振のオルティスを除いて)大砲不在で粗さの残る打撃陣の補強は急務…
"REDSOX"は、次代のエースとされるクレイ・バックホルツ投手を交換相手に、パドレスの主砲エイドリアン・ゴンザレス一塁手の獲得に動くのか?
これまで、球団&ファンの双方から高く評価されてきたセオ・エプスタインGMの手腕が、今改めて問われている…
Fin

ブログネタ:自分の子供、芸能界に入れたい? 参加中
僕の父は芸能関係者ということもあり、子供の頃から業界の裏話などを聞いてきました。
なので、もし自分の子供が「芸能界に入りたい」と言い出したら、上記のような裏側の事情を説明した上で、子供とよく話し合いたいと思います。
芸能界は"実力主義"ではありませんので、才能だけで生き抜くことは不可能です… 役者やモデルとして活動している親戚や友人も、生き残るためにかなりの努力をしています。
ただ、それでも芸能界に入りたいと子供が望むならば、僕は万全のサポートで挑戦させてあげたいと思います。
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などと、最近"雑誌デビュー"(友人に頼まれてトレンド雑誌に出ただけですが…笑)を果たした姉の子供(つまり"甥っ子")を想定して考えてみました。
by 叔父バカ(笑)