― 小児科医が教える正しい知識と対応 ―
こんにちは!
前回のブログでもお話したとおり、これからプールが本格的に始まる季節。
そんな時期に外来でよく聞かれるのが、「水イボがあるけど、プールは入っちゃダメですか?」という質問です。
今回は、ママやパパが気になる「水イボ」に関して、
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プールに入っていいのか?
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治療はどうすべきか?
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自然に治るのか?
といった疑問に、わかりやすくお答えしていきます!
🦠そもそも「水イボ」って何?
「水イボ(正式名:伝染性軟属腫)」は、ポックスウイルスの一種によってできる皮膚のウイルス感染症です。
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表面がつるっとした、半球状の白っぽいできもの
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真ん中が少しくぼんでいる
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かゆみがあることもある
👦👧 2〜10歳くらいの子どもに多く、特に肌同士が触れやすい夏に流行しやすいのが特徴です。
🏊♀️水イボがあるとプールは禁止?
実は…
原則として「プール禁止」にはなっていません。
✅日本小児皮膚科学会の見解:
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水イボがあるだけでは、プールを禁止にする必要はない
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ただし、タオルやビート板などの共用は避ける
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病変が多発・ジュクジュクしている場合は、医師に相談
💡学校や幼稚園では?
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現場の判断やローカルルールに左右されることがあります
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「治療中でうつりにくい」などの医師の診断書が求められる場合も
ご家庭でも「周囲にうつさない配慮(タオル別・ラッシュガード着用など)」を心がけましょう。
✂️水イボはピンセットで取ったほうがいいの?
✔️基本的には自然に治ることが多いため、必ずしも除去は必要ありません。
ただし、以下の場合には除去が検討されることもあります:
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かゆみが強くてひっかいてしまう
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兄弟姉妹や友達にうつすリスクが高い
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短期間で増えてしまっている
除去方法は、
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専用のピンセットでつまみ取る(痛みあり)
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必要に応じて局所麻酔テープ(ペンレス)を使用
ただし、痛みや恐怖心があるため、無理にすすめることはありません。
💊飲み薬・塗り薬は効果ある?
現在、水イボに対して劇的に効く飲み薬や塗り薬はありません。
ただし、ヨクイニンと呼ばれる漢方薬を出されたりしますが、効果があるかは議論があるところです。
アトピー性皮膚炎や皮膚が弱いお子さんには、スキンケアや痒み止めの抗ヒスタミン薬を処方されることもあります。
基本的には、自然経過を見守るのが標準的な対応です(6か月から3年かかりますが、自然に治ることが多いです)。
👨⚕️小児科医からのアドバイス
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水イボは見た目は気になりますが、命に関わる病気ではありません
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プールや友達との接触は、過剰に制限せず、上手につき合うことが大切
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不安なときは、皮膚科や小児科で相談を
うつしたくない、治したい、でも痛いのはかわいそう。
その気持ち、すごくよくわかります。
正しい知識とちょっとした工夫で、お子さんも周囲も安心できる夏を迎えましょう!