こんにちはpedcardです。
小児ICU当直の明け。まぶたがくっつきそう。
前日朝ようやく2床空きがでて重症なお子さんへの対応ができるようになったとホッとした矢先にすぐに2床とも埋まってしまいました。。。それでも他に重症なお子さんが運ばれてきたときにはどうにかして、他の病棟に一番軽症な(それでも人工呼吸器とかついてますけど。。。)お子さんを預かってもらい、新規の重症な患者さんを受けるようにしようとシミュレーションしてくれる看護師たちに感謝。他の病院では仕事の量を減らしたいということばかりのスタッフがいるという話も聞こえてくるなかで、前向きに今いる患者さん、これから来るかもしれない患者さんのことを考えてあげられる、よい仲間と一緒に働けることは幸せです。
そんな当直明け、今日は夕方から、漢方薬の研究会に出席してきました。
なぜ小児科医・循環器科医が漢方って思いました?
意外と成人期に達する成人先天性心疾患の患者さんは他の診療科の先生と一緒に診療することがあり、その際に漢方を処方してもらうことがあります。心臓の患者さんを診療するときには体の一部分のパーツだけを診るという感覚だと失敗します。全身のマネージメントをするつもりで、他の診療科の先生が対応してくださっている領域も一緒に診療するようなかかりつけ医といしての働きも求められます。そのため、例えば婦人科の先生が処方してくださっている漢方は知らない、薬の相互作用も知らないという態度ではいけないのです。もちろん私自身が漢方には非常に興味があり、勉強したいというのもあるんですけど。
そんなこんなで漢方の研究会です。今日は関東の大学病院の耳鼻科の先生の講義を受けてきました。成人先天性心疾患の患者さんでもよく遭遇する「めまい」などについて解説していただきました。成人先天性心疾患の患者さんは重症な方ほど既に多くの薬剤を服用しているので、追加するのは簡単では無いかもしれませんが、困っている症状を少しでも軽減してゆけるように勉強して、患者さんに還元していきたいと思います。
それにしても身体は眠いはずなのに、時に笑いも加えながらの上手な講演なので、一切眠気を感じることなく1時間半の講義は終わりました。こういう聴衆を引きつける上手な講演を自分も提供していきたいなと思いました。
ではまた。