23日の暑い熱い闘い。 | 「弱虫ペダル」今日も全力で走ります!!

23日の暑い熱い闘い。

23日
総走行距離3500キロ
それだけ走ってついたタイム差は1分30秒。

過酷な夏の祭典が終わりました。


優勝したのはオーストラリア人。
「ついてない男」カデルエバンス


最後のTTでひっくり返しました。

2008年にまったく同じスチュエーションがあってサストレに敗北。

もともと定評があり強かったカデルエバンス。
2005年ツール初出場で総合8位に入り
2006年総合4位
2007年2位
2008年2位
2009年からは不運なトラブルや落車で総合30位
昨年は総合26位。

いつも二位のヒトだの
今ひとつ花がないだの
不運に愛されていると言われていた男。

ずっと真ん中に立てなかった男が

ついに真ん中に立ちました。

努力の男。何も言わずきめたことをやる。最善を尽くす。
18ステージの「ついてない引き」も。
バイク交換も。
準備もそして集中力も。

ずっと総合優勝を10年も信じてくれた指導者を昨年亡くしていたそうです。

いろんなことを乗り越え手にした黄色いジャージ。


もう誰も彼の事を不運な男とは言いません。

目には涙。

大器晩成の34歳。


おめでとう!!エバンス!

感動の走りをありがとう!









ちなみに
2位3位はシュレック兄弟
4位に激走のボクレール

新人賞ジャージはヨーロップカーの
ピエールローランが獲りました。


そしてカベンディッシュが悲願のグリーンジャージ。

終わってみると役者が大活躍のアツいツールになりましたね!