うちの家では、ノートパソコンが1人1台あったりします。

子供用には、Windows7の中古パソコンだったのですが、Windows7サポート切れに合わせて、昨年買い替えてWindows10のノートパソコンにしました。

 

使い始めて約1年経ったある日、子供から「漢字変換が、他のパソコンより遅い!」という苦情が入りました。

私はたまに「WindowsUpdateがあたっているかな?」と子供のパソコンをチェックしていたので、子供のパソコンが遅いことには気が付いていましたが、放置していました。

 

やっと重い腰をあげて、パソコンが遅い原因を調査しました。

原因と考えられるのは、2つ。

(1)使っていないのにOneDriveがインストールされていること。

 OneDriveは、Microsoft提供のクラウドです。

 パソコンにインストールすると、クラウド上のファイルと、パソコン上のファイルが同期されているか、頻繁に通信しています。

 使っていないことはわかっていたので、アンインストールしちゃいました。

 

(2)ディスクが遅い

 「タスクマネージャー」で、「パフォーマンス」を開いて、しばらく見ていると、

 CPUやメモリの使用率は低いのに、ディスクの使用率が常に100%になっていました。

 「ディスク」で表示される型番を調べてみると、ハードディスクでした。

 なので私は、以前自分のPCにやったのと同じように、ハードディスクをSSDに換装しました。

 

換装する手順は、以前の自分のブログ記事を参考にしました。

ノートパソコンをパワーアップしてみた!

 

まず、AmazonでSSDを購入します。前と同じWestern Digital 社製SSD 500GBにしました。

次に、前買ってあった2.5インチ用ケースにSSDを入れて、USBをノートPCに差します。

※SSDはフォーマットされておらず、ドライブを割り当てていないので、[ディスクの管理]で見ると、[未使用]と表示されます。

次に、サイトから、、「EaseUS Todo Backup Home 体験版」をダウンロードします。

このソフトを起動して、メニューから「システムクローン」を選択して、ターゲットに[未使用]と表示されているSSDを指定します。

システムクローンの作業は約20分で終わりました。

次に、ノートPCを裏返して、ハードディスクが入っていそうなところを開けて、ハードディスクをSSDに交換して、元通りに閉じます。

※ほとんどのノートPCでは、キーボード手前の、手首を置くところにハードディスクが入っています。

最後に、電源を入れて、祈ります!(これ大事!笑)

無事起動されたら、OKです。

トータルで作業時間:2~3時間という感じでしょうか。

 

ハードディスクより、SSDのほうが、ファイルの読み書きは断然速いので、電源入れて起動されるまでも速くなった気がします。

 

どれぐらい速くなったのか、フリーソフトのベンチマークソフト(CrystalDiskMark)を使った結果が、以下です。

左がハードディスク、右がSSDに換装した後です。

数字はスピードを表していますので、数字が大きいほど、速いことを示しています。

シーケンシャルリードが、約6倍~7倍速くなっており、

ランダムリードが、約84倍~210倍速くなっています。

 

子供に感想を聞いてみたら、「Excelの起動や漢字変換が早くなったし、ストレスがなくなった」と大好評でした。

 

めでたし、めでたし。