3連休を利用して、自宅で使用しているノートパソコンを、パワーアップしてみました。

今使っているパソコンはこちら↓

DELL LATITUDE 3330

 

これの残念なところは、もともとWindows 7が入っていましたが、

2020/1/14で延長サポートが切れ、Windows Updateが公開されなくなるに伴い、

無理やりWindows 10にアップグレードしていました。

そのため、遅いのが気になり、結構ストレスになっていました。

Windows 10の最低ラインは、メモリ:2GB、ハードディスク:100GBと言われていますが、

このPCは、メモリ:4GB、ハードディスク:320GBでした。

 

今回、部品を取り寄せる関係で、2段階でパワーアップしました。

1.ハードディスク(HDD)を、SSDに交換する。

2.メモリを4GBから16GBに交換する。

 

なぜHDDからSSDにするか? それは速いからです。

最近発売のパソコンには、ほとんどHDDではなく、SSDが搭載されています。

SSDは出始めの頃は価格も高く、容量も少なかったですが、最近は容量が大きくても、HDD並みの値段になっています。

HDDからSSDに変更する手順の動画は、youtubeでたくさん見つけることができます。

 

私はまずサイトで調べて、内蔵しているHDDのサイズを調べます。

TOSHIBA製320GB 2.5インチというのがわかったので、同じ2.5インチで、今より大きい容量のSSDを探します。

※ハードディスクの大きさは、2.5インチのものと、3.5インチのものがあります。

 ノートパソコンは2.5インチが多く、デスクトップPCは3.5インチが多いです。

結果的に、Western Digital 社製SSD 500GBを購入しました。

さらに、SSDのインターフェイスは、HDDと同じSATAなので、それをUSBに変換する「2.5インチ用SSDケース」を購入します。

メモリは特に気にしなかったのですが、ググると最大16GBまでサポートしているとわかり、

あるサイトにサポートメモリ一覧が載っているのを見つけて、同じ型番のメモリ8GB×2枚を購入しました。

 

次に、HDDの内容を、SSDにまるっきりコピー(クローン化)します。

最近は、HDDを丸ごとコピー(クローン化)するソフトが、無料でダウンロードできます。

私が使ったソフトは、「EaseUS Todo Backup Free」では何故かダメだったので、「EaseUS Todo Backup Home 体験版」を使いました。

SSDをケースに入れて、USBをパソコンに接続、まるごとコピー(クローン化)します。

※SSDを事前にフォーマットする必要はありません。

このソフトを起動して、メニューから「システムクローン」を選択、ソースは指定されているので、ターゲットを指定するだけ。

元々40GBぐらいしか使っていなかったので、約22分で終わりました。

 

「ディスクの管理」で見てみると、SSDに約200GBの未使用領域が出来ています。

HDDの容量(320GB)より、SSDの容量(500GB)の方が大きいためです。

もったいないので、右クリックメニューから「パーティション領域の拡張」を選んで、未使用領域をCドライブとして使えるようにしました。

これでCドライブの空きが、210GB→417GBになりました。

※昔は、パーティションを拡張するためには、いったんバックアップを取ってフォーマットしなおして、データを戻す必要がありましたが、Windows 10ではワンクリックするだけでパーティションの拡張/分割ができます。便利な時代になりましたね(笑)

 

次に、ノートパソコンの裏フタを開けて、HDD→SSD換装して、メモリを交換します。

裏フタすべてを開ける必要はありません。ハードディスクとメモリの部分だけの小さなフタをあけるだけです。

※ほとんどのノートパソコンは、一部を開けるだけで、メモリ交換やHDD交換できるようになっています。

パソコンをシャットダウンして、電源コードを抜いて、バッテリーを抜いて、自分の静電気を抜いてから、ドライバー使って、小さなフタを開けます。

 

ノートパソコンの小さな裏フタを開けたところ、交換前↓

左半分がハードディスク、右半分がメモリで、右上に4GBが1枚刺さっています。

 

交換後↓

ハードディスクをSSDに交換して、メモリは8GB×2枚刺したところ。

SSDの正式名称は、「Solid State Drive」らしいです。初めて知りました(笑)

 

フリーソフトCrystal Disk Markをダウンロードして、ディスクの交換前と交換後のスピードを比較します。

左が交換前(HDD)で、右が交換後(SSD)です。

読み書きのスピードが、4~226倍速くなっているのがわかります。

 

さらに、いろいろ計測してみました。

電源ONからログイン画面まで:40秒→17秒

ログインからタスクトレイ全起動まで:50秒→42秒

Excelの起動:4秒→2秒

 

このノートパソコン、今までカメだったのが、ウサギになりました\(^o^)/

 

かかった費用は、以下の通りです。

Western Digital SSD 500GB   \6,960-

SSDケース              \1,150-

メモリ8GB×2枚          \10,448-

合計                 \18,558-

 

今回メモリもMAXまでアップしましたが、普通に使っている分には、メモリ4GBか8GBでも十分かもしれません。メモリを交換しなかったら、8,000円前後でパワーアップ可能です。