【モロッコ在住4か月目で知ったモロッコ人の悪習慣】
・モロッコ人は毎日歯を磨かない(彼の母親に関しては歯を磨いているところを見たことがない
おそらく毎回のお祈り前に指で歯を磨いているらしい ☜衝撃の事実)
・季節にもよるがお風呂は基本２週間に１，２回
・ミントティーに大量の砂糖を入れる
・毎日３食パンを食う
・田舎だけかもしれないが女性は基本食っちゃ寝で運動しない
etc....
歯磨きは個人によるが、私が知っている限り
彼と彼のお姉さん、母親、友人は皆そろって歯が何本か無い
しかし年齢はまだ若い
つい最近の話だが、母親は歯痛で数日間寝込んでいて
夜中唸っているのが聞こえた。
案の定、歯を抜いたらしい
お姉さんも一か月前、同じく歯の痛みで抜歯
そして彼も昔に虫歯で歯を何本か抜いている
きっとモロッコは医療サービスが充実していないのと
金銭的な問題で医療手当てにあまりお金をかけれないか
もしくは日常的なセルフケアの意識が低いので
対処は事が起きてからなのだろう
(歯磨きに関しては、母親のみならず彼女の友人ご家族も家に泊まりに来た時に
歯磨きしていないのを何度も目撃している)
そして、謎に「抜歯オンリー」という選択肢
差し歯とかしないんか？
きっと都市部に行けば現代的な歯科医療は見つかるが
それ以外の地域は厳しいのだろう
まあモロッコ人の食生活を知っていただければお分かりの通り
砂糖の過剰摂取に加え、パンも毎日３食主食として食べているので
歯疾患以外にも糖尿病になる人が多いいそうだ
まあこんな食生活なのだから無理もない
きっと家庭にもよるのだろうが
少なくとも彼の母親は一生涯をパンとミントティーはマストで生きていくんだろうなぁと感じる食習慣
私もそんな生活を余儀なくされているが、拷問かて思うくらい毎日同じ食事に内心うんざりしている
(モロッコは美味しい料理いっぱいあるのにそれを食べ尽くせていない私が歯痒い）
これは一つにイスラム教の教えでもある
イスラム国ではパンは神の恵みであり、パンを捨てたり
踏みつけたりする行為はタブーとされている
しかも彼の母親は田舎出身で、超が付くほどの厳格なイスラム人なので
パンは神の恵みであり、健康の根源だと本気で信じている(かどうかは知らんが少なくともそう見える)
まぁこれは彼らの宗教的思想なので否定はできないが
私が食べるのを避けようとすると嫌な顔をされるから
めちゃくちゃ煙たがられているのを察する
そもそも発展途上国では先ず衣食住を優先にすることが重要なので
健康志向的な発想はかなり低いものにみられる
因みに私はアトピーもちで糖質制限をしていたものだから
最近またアトピーが再発してきたのと
体の変化と同時に腸内環境がかなり乱れ始めてきたことを実感している
女性の肥満に関しては、上記通り食習慣と明らかな運動不足が原因
初歩的なことしか言ってないが、これは明確すぎる
例を挙げると、彼の母親の一日の生活スタイルは
起床後ミントティー作って→散歩？→朝食→
学校(小学校で習う内容)→昼寝→
パン作って→タジン作って→夕飯→
子供たちとビデオ通話→就寝(そのうち1日５回お祈り)
こんな感じ
たまに用があって外出もするが基本ホームステイスタイル
これは悪まで年齢的な問題もあるし、地域柄全く娯楽がないというのも要因
ただ先進国では60代はまだまだ若く現役でお仕事をされているのが当たり前なのも事実
そして私的な発想では60代はまだまだ若いと思いがちだが
ここでは”90代のおばあちゃん”的なくくりにされているのが現実
若い方でもこの国では太った女性が健康と富の象徴として好まれるので
あえて体を大きくしている人も少なくない
ただ中年になってきたころには、足腰が弱り歩行困難
高血圧や糖尿病の生活習慣病
決してアクティブではないので、精神的にネガティブになりやすい など
いろんな障害を抱えながら生活する将来が明らかだ
ここまでつらつらと述べてきたが、これは悪まで個人的見解に過ぎない
私は一部の人間しか実際の生活を見ていないので
他人は知らないが、誤認していれば訂正したい
そして私はきっとあまりにも神経質過ぎるがために
こういう国は性に合わないんだろうと痛感
モロッコは1週間の旅行なら刺激的でおすすめ
今のところ４か月ステイしている身にとっては
もはや"修行"
終わり