↑こちらの続き
途中入園の子ども達は、中々幼稚園に慣れるまで大変だったそうです。
お友達ができるかな?前の幼稚園に戻りたい。そんな悩みを聞いてジ~ンとしました。先生は丁寧に相談にのって、子ども達と接してくれていたそうです。そして今では幼稚園に楽しく通っているそうです。
私の友達も途中入園で苦労したそうです。その子は心が危なくなり、転勤で県外になったけど、1時間以上かけて前の幼稚園にまた通うことに決め、その後元気をとりもどしたと言っていました。
……あれ?
我が子はね、あれ、違ったんです。彼、すっごい元気で、初日と言うか見学のときから元気でして、いつ行けるの?って。
息子が年長・娘は年少の5月終わり頃に転勤の為、今の幼稚園に行くことになったのですが。
『お母さん。ぼくね、早く幼稚園に行きたいの。』と。
保護者会の途中、わたしの頭の中は…
あれ?これって息子をほめてあげるところだったのでは?すごいことだったのか。わたしも、息子の事は心配はしたんだけど、あまりにも元気だから、こどもってこんなもんなんだなぁ~と思っていたんだけど。息子が変わっていたのか?とグルグル考えが駆け巡り、娘の事を発表しなきゃいけないのに、娘そっちのけで息子の事を考えていました。
保護者会から帰って、息子に転園で大変だった子ども達の話をし、すごいね、えらかったねと褒めたら『何がすごいの?ぼく、お友達ができるかな?とか考えないけど。気にしないけど。』
褒める意味がなかったかな?
あまりに笑撃的で後日息子の担任だった先生に一連の話をし
『先生。わたしは、子どもってすごいなぁ~。すぐ環境に慣れるんだって、息子を見てそう思っていたんです。でも、息子が変でした。』
『そうなんです。私も年少クラスで途中入園の子が来たんですが、中々慣れなくてくれなくて◯◯君と違う。あれ?て思って。(笑)』
ですよね~。(笑)
『2年生でクラス替えがあったんですが、お友達の事は心配じゃないらしく、担任が変わることが悲しいって言われてですね~(笑)』
『らしいですね~(笑)』
改めて聞いても、クラス替えとか気にしないけどと平然と言われました。
でも、ハチが怖くて帰り近くまで迎えに来て…。って、おいおい。
ちなみに、息子が転園嫌だと言ったのはたったの1回だけ。その日だけでした。その後からは新しい幼稚園に気持ちを切り替え、前の幼稚園は4月の引越しギリギリまで通わせてもらったのですが、最後の日泣くこともなくお友達と元気に笑顔でお別れしたのでした。
娘は入園式と2日間。
今でもわたしとしては切ない気持ちでいっぱいです。一緒に卒園させてあげたかったな。しかし、今の幼稚園の先生方に出会えて、しあわせと感謝の気持ちでいっぱいです。
娘最後の1年。大切に過ごしたいと思います。