数字の英語読解 | 甥と英語と大学受験

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小学生と高校生の甥の学習サポート(主に英語)をしています。

長男とは、今は志望大学の赤本の英語を一緒に勉強しています。

(他教科は、塾と本人にまかせています)

 

この間、読解の確認をしていたら、billionの理解が間違っていました。

 

billionは10億ですが、甥は1億だと勘違いしていました。

確かに、日本人としては覚えにくいですよね。

 

昔の辞書では、billionは「アメリカでは10億だが、イギリスでは1兆と表すこともある」と書かれていたので、私も学生時代、billionだけはうまく覚えられなかったです。

 

甥には、英語では、桁区切り(3桁ごとのコンマ区切り)で覚えるとわかりやすいよ、と伝えました。

 

【千】最初の3桁 1,000

英語ではthousandで「K」と表現されることがあります。

 

【100万】次の3桁 1,000,000

英語ではmillionで「M」と表現されることがあります。

 

【10億】その次の3桁 1,000,000,000

英語ではbillionで「B」と表現されることがあります。

 

※10億の単位として「G(ギガ)」がでてくることもありますが、こっちは全く別の単位の話になりややこしくなるため、甥には説明しませんでした。

 

【1兆】その次の3桁 1,000,000,000,000

英語ではtrillionで「T」と表現されることがあります。

 

ちゃんと理解できたか謎ですが、とりあえずbillionは「10億」ということを、今回のやりとりで暗記できたように思います。

 

あと余談ですが、桁区切り(3桁ごとのコンマ区切り)を採用している国は日本、アメリカ、中国などです。

 

ヨーロッパの一部の国では、コンマを小数点、ピリオドを桁区切りに用いるため、ヨーロッパ言語の文書の中で、数値が登場したときには「あれ」と思われるかもしれません。

 

また、誤解を避けるため、桁区切りに空白(スペース)を用いていることもあります。

 

ですので、海外の方とのやり取りの中で、数値がでてきたときには、日本人としての思い込みを捨てて読解してくださいね。