秋陰や音なき時を慈しむ
【季語】秋陰(しゅういん・あきかげり):
三秋の天文季語「秋曇」の傍題で「春陰」と対をなす呼称。
この季節は別題「秋晴」が似合わしく感じられるが、
実際は雲に閉ざされた曇りの日が多い。
◆秋陰や生木に五寸釘のあと(鯉江一童子)
歩いていると
よくのら猫ちゃんに会います
目があって
足を進めるとこそっと
後ろにさがったり
いなくなってしまう
距離を保って見てると
じっとしてる
じゃましないように
わたしのほうから去ります
そんな時秋の風を感じた
一瞬のひとときがあります

テレビも消して
音楽もかけず
無音にしたら
なんだかまわりに
広がりが
くつろぎが
でてきた感じがしました。