冬木の芽ベンチの二人恋談義






耳すませささやきの音冬木の芽



【今日の季語】冬木の芽(ふゆきのめ):
三冬の植物季語「冬芽(ふゆめ・とうが)」の傍題。
春に花を開く樹木や多年草は硬い芽のまま寒さの冬を越す。
その姿には苦難に耐える人を思わせるものがある。
◆冬木の芽ことば育ててゐるごとし(片山由美子) 


冬木のそばで

ベンチでふたり
なにかお話をしています。

ロマンティックな時

クローバー


そして
耳をすませば

冬木のつぶやきが
聞こえてきます





雲はしる