妖精の薄衣ひらり春の森


春林や木漏れ日遊ぶ鹿の背に


緑の香誘う足先春の森


春の森鳥の囀ずり軽やかに



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【今日の季語】春林(しゅんりん):
三春の季語で「春の樹」「春の森」の傍題でも。 
この季語にふさわしいのは、常緑樹の繁茂地よりも
落葉樹が一斉に芽吹く森林であろう。
◆春林を縫ふ鳥影の迅(はや)さかな(中村 裕)




小さな芽が地面から
芽吹くころ

森林の匂い
爽やかな風


春の森

息吹を感じて
よいですね♪