今回のルーブル美術館での最大の目的、それはまだ見ぬフェルメールの2点です。
フェルメール、全世界に約36点あると言われているフェルメールの名画をすべて見たい! というのが私の大きな野望です。
昨今日本はフェルメールブームで、何度も大きな展覧会がありました。
2008年に行われた『フェルメール展』では6点が、2011年の『フェルメールからのラブレター展』では3点が、2012年の『ベルリン国立美術館展』では1点、『マウリッツハイス美術館展』では《真珠の耳飾りの少女》
を含む2点が、日本に来日し、見ることが出来ました。
またフェルメールを見るべくニューヨークにも行って来ました。
ニューヨークには、メトロポリタン美術館に5点、フリック.コレクションに3点とたくさんのフェルメールが見られます。
そしてこのルーブル美術館にも2点のフェルメールがあります。
私にとっては『19番目と20番目のフェルメール』です。
この19番目と20番目を求め、大きなルーブル美術館のリシュリー翼の3階を駆け巡ります。
とはいえこのルーブル美術館、本当に大きいのです。
だんだん足は痛くなるし、なのに目的の絵は見つからない!
そうしてようやく見つかったのがこのふたつの絵画
フェルメールでは珍しい男性が主人公の絵です。
どちらも小さな絵ですが、フェルメール絵画を語るのになくてはならな地逸品です。
残りは16点となりました。
私のフェルメールを追う旅はこれからも続きます。