不思議高層ビルの謎とけた | 。+゚定禅寺大学2年生゚.:。+゚

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夫の赴任先仙台から地元に戻り、英語のプロを目指してがんばっているアラフィフ主婦です。

藤沢町田線を車で走っていると亀井野あたりで東に見えてくる和風の塔のような建物。
ずっと気になっていたので、近くまで行ってみることに。

田園風景の彼方に小さく見える風変わりな高いビル。

大分近くまで来ました。
予想では、宗教法人が運営している病院かな、と思いました。

正解は、横浜薬科大学の図書館棟。
地上21階、地下2階建。

守衛さんに確認したけれど、一般人は中に入れないそうです。
公開日なども設定していないそう。
中は、図書館だけでなく研究室や食堂として利用されているそうです。

Wikipediaより(1990年代)

実はこの建物、昭和40年に今はなき横浜ドリームランドの敷地内に建てられた「ホテルエンパイア」を再利用しているのです。
ホテル時代は、東京オリンピックを控えて日本文化をアピールするためか、五重塔のような屋根が各階に設置されていて、二十重塔のような形相だったようです。

ドリームランド閉園が2002年。その跡地に私立横浜薬科大学が出来たのが2006年。
この先何十年も、この棟から薬剤師の卵が巣立って欲しい。

「横浜薬科大学図書館棟」
設計:大林組
竣工:1960年(昭和40年)
構造:鉄筋コンクリート造 地上21階地下2階
所在地:神奈川県横浜市戸塚区俣野町601番地2