自由 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。





▲ファルシオン製ツインテール


大人っていいな〜。
子供の頃は大人が羨ましかった。
テストがあるわけでもないし
叱られないし。
欲しいものはいつでも自由に買える。
それにひきかえ自分はどうだ。
宿題はあるし塾もある。

学校の教室で受ける授業は
そんなにイヤでもないが
体育の時間と
たまにある遠足やら運動会
これが大嫌いだった。

体育の時間は
先生の「前へならえ」みたいな
号令に従って
みんな同じ動きしたり
同じ動き真似たり。
軍隊って知らないけど
想像上の戦時中の軍隊みたいな
気持ち悪さがあった。

遠足もそうだ
みんな足並み揃えて
先生の指示に従って目的地目指してた。

運動会の練習は
体育の時間をさらに
窮屈にした感じだったし
何しろ走ったって遅いから
面白いわけがない。

ようは団体行動が苦手なのだろう。

だから団体行動のない大人が羨ましかった。

父がサラリーマンだったら
また違う考えも持てたのかもしれないが
商売やってたからなおさらだ。

でも大人になってからわかった。
自由なんてない。

そもそも何かと関わらなければ
生きていけないのが人間。

しがらみだってあるし
人と関わる以上
どこかで我慢は必要だし
自分の思惑通りになんかなるわけもない。

関わるといえば
最近はコロナなんて新参者にも
関わって生きなきゃいけないし。

人間って不自由なもんだ。
現実世界は窮屈だ。

でもたったひとつだけ
自由になれるとっておきの場所がある。

芸術や創造の世界。

音楽や絵や料理
そんな世界で自由に味わう。
これこそが自由だな〜。