7年前の6月1日午前8時過ぎ。
自宅から徒歩10分付近のT字路で
50歳にもなった僕は
大粒の涙をこぼしていた。
交通事故を目撃してしまったのだ。
この出来事は僕にpecoとbroの存在を
はっきりと確認させた瞬間でもあった。
会社に向かうため
自宅から徒歩でJR駅に向かう
途中での出来事だった。
T字路の向かい側を歩いていたら
やめろ〜〜!という
大きな声が聞こえてきた。
声の方角に目を向けると
自転車に乗った20歳くらいの男の子が
時速3kmほどで
ゆっくり直進する車に押される形で
僕の方にやってくる。
やがて男の子はバランスを崩し
自転車ごと倒れ車に押しつぶされてしまった。
そして車は僕が立つ歩道の縁石前で止まった。
男の子は車の前輪と後輪の間に挟まっている。
運転者は慌てて降りてきた。
60歳くらいのおばさんだった。
事故現場には僕の他
現場近所の家から何事かと飛び出してきた
これまた60歳くらいの野次馬おばさんと
僕の向かい側から歩いてきた
20歳くらいの女性のみ。
男の子は運転者のおばさんに
重たいから車をどけろと叫んでいる。
気が動転しているのだろう
おばさんは男の子に言われるがまま
車に乗り込み
バックしてもう一度
男の子をひこうとしている。
僕は急いでそれを制した。
とにかく救急車だ!
そう思ったのも束の間
斜め向かいの交番から
警察官が飛び出してきた。
これで救急車を呼んでもらえる。
そう思って一安心したのだが…。
◎Pink Floyd/Speak To Me〜Breathe
またはhttps://youtu.be/8Ep57112daU
今日から3回にわたり
ピンク・フロイドの名盤「狂気」を
なぞりながら
僕の奇妙な体験談をお届けいたします。