そろそろ開演時間の6時をさそうとしている。
場内の席も埋まってきた。
聴衆の顔を見渡してみる。
この場内が巨大な老人ホームにも思えてくる。
そんなこと思っていたら
開演少し前に隣の空いてる席に
若い女の子三人がなだれ込んできた。
こんな若い娘がクリムゾンか〜〜。
なんだか妙だった。
定刻通りに開演のアナウンスが響く。
撮影は一切禁止で
スマホの電源も落とさなければいけないらしい。
言われる通り電源を落とす。
ただしベースのトニー・レヴィンが
カメラを取り出すのを合図に
撮影タイムが設けられるとのこと。
いよいよ開演だ。
客電がまだついているが
メンバーがゾロゾロ登場して
ステージの各ポジションに向かう
それと同時に
凄まじい拍手の音と歓声が渦となって
場内を埋め尽くす。
そのうち場内は暗くなって
メンバーの姿だけが浮かび上がる。
お〜〜!メンバーの顔が
肉眼で確認できる!!!
ステージは二段の雛壇構造で
一段目はドラム3台
二段目がギター、ボーカル、
キーボード、サクソフォーン
壇上にメンバーが揃ったところで
拍手が鳴り止み静寂になった。
一曲目は何が飛び出すのか?
みんな固唾を呑んで見守っているのだ。
そんな時間が止まったような静寂の中。
二段目一番右端のロバート・フリップが
上着を脱ぎ舞台袖のスタッフに投げ渡す。
その動作のなんと機敏なことか!
静まりかえった空間の中
シュッという空気を切る音だけが
聞こえたような気がした。
とても70歳台とは思えない身のこなしだ。
こんなカッコいい70歳台を見るのははじめてだ。
そしてベースのトニー・レヴィンは
スティックを構えてる。

▲ステイックってこんなやつです。
注目の一曲目
一体何が飛び出してくるのか?
やがて一曲目がなり出した。
木琴を叩くようなこのSEというべきか
そんな音が場内を駆け巡る。
この曲はもしや!
いきなりくるのか!!!
やがてギターのカッティングの音が
フェードアウトして大きくなる。
会場からは大拍手
まるで北海道胆振東部地震が
また起きたのかと錯覚するような揺れが
この会場内を襲った。
一曲目はなんと「太陽と戦慄パート1」だ!
ヤマ大当たり〜〜!!!
予習してきて良かった〜〜♪
僕は半べそかきながら喜んだ(笑)
この時のこの曲は
キング・クリムゾン公式サイトで
ダウンロードできます♪