美味しい?
先週の金曜日寿司を食べてきた。
回転寿司屋さんに行ってきたのだが
ここ3年ほど
毎年3月と8月の恒例行事となっている。
二週間ほど前は
これまたここ数年の恒例でもあるのだが
会社の後輩にうなぎご馳走したばっかりだし
8月は自分にとっては散財の月だ。
金曜日は上の子も嫁も仕事が休み
大学生の下の子も約束がない。
やっと家族4人が揃った。
子供も大きくなると
みんなそれぞれ予定もあって
夕食に家族全員が顔を揃えることが
難しくなってきた。
高校くらいまでは
みんな同じ食卓囲んでいたのに。
僕らが作った家族
これからどうなるんだろう?
これから先子供たちが
それぞれ家庭を築いたら
僕らはバラバラになるのかな?
長男が産まれたばかりの時は
僕らは家族になるんだな〜って思った。
それから長男とともに
僕らもヨチヨチ歩き出した。
それから次男も加わりさらに賑やかになった。
子供を育てながら
実は育てられているんだな〜って実感は
確かな手応えとしてあった。
子供からいろんなこと教わった。
お出かけの時は必ず8mmビデオ持参だったが
収録したものなどほとんど見ることもなかった。
子供たちも中学や高校になって
やっと自分の時間も
持てるようになった10年ほど前
あの子たちが幼かったころの
ビデオを見てみようと思った。
こんなにちっちゃかったのか〜。
映像はとても新鮮なものだった。
今とは違う現実がそこにはあった。
あの頃は忙しかったけど
あの頃はもう戻ってこない。
あの頃を経験したくてももうできない。
僕はあの頃を
本当に真剣に生きていたんだろうか?
忙しいって悲鳴をあげてたことが
今となってはなんて贅沢な日々だったことか。
僕は何回も何回も繰り返しビデオを見た。
わさびが目にしみる。
子供たちはもう大きいけど
寿司を旨そうにたいらげるこの日も
もう二度とは戻らない大切な一瞬だ。
8mmビデオも壊れてから数年経つ。
あの頃の彼らにはもう会えない。
振り返るのはやめよう。
今をかみしめるのだ。
世界でたったひとつの家族。
もし人生が80年あるとするならば
家族が本当の家族でいられるのは
80年の中の
ごく限られたわずかな瞬間なのかもしれない。
8mmビデオを見た10年前
この日を境にギターは買わなくなった。











