塚本君、塚本君。
ウィッヒッヒッヒ〜〜。
このフレーズが印象的なドラマが
1970年代の前半にあった。
「飛び出せ!青春」と
その続編「われら青春!」
太陽学園を舞台に繰り広げられる
青春学園ドラマだ。
前者の主演は河野先生演じる村野武範氏
後者は沖田先生演じる中村雅俊氏。
お二人とも熱血教師で一本気。
冒頭のフレーズは
穂積隆信氏演じる江川教頭のセリフで
塚本君っていうのは
教頭に金魚のフンのようについてまわる
柳生博氏演じる教師だ。
二人とも出世欲が強くて
江川教頭は校長への昇進を目指し
塚本君はそれを後押しする役。
この学校の校長は
血の通う理想の学校目指している理想家。
教頭も塚本君も
そんな校長に反目する役柄だ。
江川教頭と塚本君は
校長や主人公が目障りなので
この二人の足を引っ張るために
毎回いろいろ画策するのであるが
いつも失敗に終わる。
最近久しぶりにこのドラマを見ながら
ほぼリアルタイムで見ていた昔を思いだした。
子供の頃はこの教頭と塚本君が
とてつもない悪人に思えた。
こんな大人にはなるまい。
就職しても
その考え方は変わらなかったつもりだ。
江川教頭の金魚のフンなんてありえない。
しかし10年ほど前に
金魚のフンを拒否したおかげで
イヤな目にあってはじめて
世の中の汚い部分を見た気がした。
そしてまわりのヤツらも
権威の前じゃ
ただの金魚のフンだってわかった。
オレはそんなのが嫌いだ!
そう言うとあんたの考え方がおかしい。
逆に怒られた。
会社勤めは金魚のフンになることこそ
正しいサラリーマンだという理屈らしい。
確かにそうかもしれない。
こんなんだと
出世なんかできるわけがないのだ。
たぶん僕とは目指しているものが違うのだ。
働き方の違いかな?
就職とは仕事に就くことなのか?
それとも会社に就くことなのか?
日本の場合は後者が圧倒的らしい。
それが今の世の中の価値観だとしても
到底受け入れがたい。
自分の信ずるものに忠義をつくす。
河野先生と沖田先生が今も僕の教師だ。
時代に遅れているのではない
時代遅れを信じているのだ。
そう言えば
30歳になる前に死んでしまいたいって
言ってたヤツがいたな。
The Whoだ。
The WhoでMy Generationです。
またはhttps://youtu.be/qjN5uHRIcjM