2.24母の朝食 | がらくた通り3丁目

がらくた通り3丁目

人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

昨年の12月末から月2のペースで
土曜日は早朝から出かけている。
帰りは夜中だ。

出掛ける度に
生気を吸い取られるように疲れる。
得体の知れない何かに
取り憑かれているのか?

目的地は自宅から車で35分ほど離れた
札幌市の人里はずれの林に囲まれたところに
まるで人を拒むかのように
ひっそりとたたずんでいる。

大通りに出れば賑やかな所なのだが
そこから対向車がやっと交差できるほどの
曲がりくねった道を
人気のない川沿いに向かい
ゆっくり車を走らせる。

もう3月も近いのだが
まだまだ路面は凍結してツルツルだ。
ハンドルを握る指に思わず力が入る。

昨日は晴れていたが林に囲まれているせいか
あまり陽がささない。

やけにカラスが多いな。
朝から賑やかに鳴いている。

あっ!いけない!忘れ物を思い出した。
しかしもうここまで来てしまった。
後戻りはできない。

ん?後戻りはできないのか?
これは何かの暗示なんだろうか?

少しの不安も載せて
さらに薄暗い林の中を
ゆっくりと車走らせていると
曲がりくねった道の
カーブの急なところにさしかかった。
視界に入ってきたのは
一軒のこぢんまりとした洋館だ。

そしてまるで呼ばれるような感覚で
無人の駐車場に車を滑り込ませる。
来客を心待ちにしているかのような
広い駐車場。

だがしかしおかしいな。変だ!
このだだっ広い駐車場に
僕の車だけ一台なのだから。

不審に思いつつも
車から降りてしっかり鍵をかけた。

静かだ。
世界の全ての音が消えたかのような静寂の中
雪を踏みつけて歩く音だけがこだまする。
サクサクサクサク。

遠くからカラスの鳴き声が聞こえる。
なんとなく陰気な気持ちになりながら
上を見上げる。

はげた木の枝から時たま漏れてくる日差しは
早く建物の中に入れと
僕をせかしているようだ。

何者かの力により
建物に吸い寄せられるように入ると
ひとりの老人が出迎えてくれた。
pecobro様ですね。
ヒッヒッヒッと
小さく薄気味悪い笑い声が耳に入る。
背筋に冷たいものが走る。

部屋の鍵を握りしめ
2階の指定された部屋の鍵を開ける。
なかなかいい部屋だが
陽当たりはやはり悪い。

静かすぎる部屋の中で
暖房の音だけが妙に騒々しく
ゴーゴーと音をたてている。

この洋館の中にはあの薄気味悪い老人と
僕と二人っきりなのだ。
この静寂の中得体の知れない緊張感が走る。

とその時だ。
突然ドアが開いた。

遅くなりました〜〜♪
相棒がやってきた。
夜10時までの作業の開始の合図だ。

昨日は区民センターで
ずっと模型作ってました。
実はこの相棒が
秋に白樺細工のバックの個展を開くことになり
僕にもそれを引き立てる
何かを作ってもらいたいと依頼されて
白樺を使って水車小屋の模型作ってます。



会話も一切無し!
凄いハードで終わる頃にはクタクタ。
帰りはビッグ・ボーイのチェーン店
ステーキ・ヴィクトリアでハンバーグ
食べて帰ってきました♪




土日の食事当番は変わらずなので
早起きして作りました。
中華弁当です♪



◎ザンギ



◎麻婆豆腐



◎ニラ玉



◎チャーハン



そんな事情で昨日は母の朝食はなし。
繁忙期に作ってもらったものを
掲載させていただきます。



◎片栗粉をまぶして焼いた豆腐の
 きのこあんかけのせ



◎鮭と水菜の漬物



◎煮豆と身欠きニシンの昆布煮



ごちそうさまでした。