レールの上を走る列車に揺られ帰宅。
それにしても混んでいる。
みんな疲れた表情だ。
そんなオッサンの表情みながら
この人たちにも若い時があったんだろうな。
そんなこと思いながら
窓の外の流れる町灯りをボンヤリ眺めていた。
レールの上を走る
列車の窓の外を飛んでいく景色は
時代の流れなのか。
中学1年まで歌謡曲しか聴かなかった。
西城秀樹のファンだった。
中学2年の時フォークと出会い衝撃を受けた。
友達を介して知ったのだが
そいつにならってギターもはじめた。
フォークの何が
僕をこれほど突き動かしたんだろう?
音楽が優れているからか?
それはもちろんなのだが
どうもそういうことじゃない。
僕がフォークを聴きだした
1975年のフォーク界の状況を
簡単にまとめると
春前に風の22才の別れが大ヒット
そしてこの曲の作者でもある伊勢正三さん所属で
南こうせつさんがリーダーのグループ
かぐや姫が春に解散。
小室等さん、吉田拓郎さん、
井上陽水さん、泉谷しげるさんら
現役フォークミュージシャンによる
フォーライフレコード設立。
8月2日〜3日にかけての
オールナイトで行われたつま恋コンサート。
年末のレコード大賞が
布施明さんのシクラメンのかほり
ざっとこんなところだ。
22才の別れは歌謡曲しか聴いていなかった耳には
とても大人っぽくて
派手じゃないけど繊細な感じに惹かれ
この曲をきっかけにフォークに興味を持った。
フォーライフレコード設立と
つま恋コンサートは
どちらも前代未聞な出来事で
まさに若者たちによる若者たちの
会社とイベントだった。
そこには大人の介入を許さない
怒れる若者たちの血が流れていた。
つま恋コンサートは
山本コータローさんの
ウィークエンドってグループも
数曲で参加していたが
ほぼ拓郎さんと解散したはずの
かぐや姫を中心に行われた。
今のいろんな音楽イベントの
雛形となったようだ。
この模様は当時拓郎さんと
南こうせつさん、山田パンダさんの
オールナイトニッポンでも放送された。
南こうせつさんにいたっては
1年後にもつま恋記念とかいって
このライブからのリクエスト曲
受け付けるほど熱が入っていた。
そしてこの年の締めくくりは
これまたフォーク畑の小椋佳さん作の
シクラメンのかほりがレコード大賞だ。
この曲の歌い手さんの布施明さんが抱えてた
マーチンD-45は憧れのギターだった。
1975年は
若者文化の勝利宣言といっていいだろう。
大人の敷いたレールに別れを告げ
若者たちが若者たちのためのレールを敷いたのだ。
そうなのだ。
僕がフォークに惹かれたのは
若者たちが若者の価値観で
大人社会に殴り込みをかけたことへの
爽快感にあったのだ。
動画はフォーライフレコード設立当時の4人。
つま恋のこととかも語ってます。
またはhttps://youtu.be/8iJvVHRUxZw
札幌は今朝台風どころか
雪が降ってしまいました。初雪です。
今朝のススキノです。
出勤途中の通りがかりに撮影しました。

暗くて寒〜〜い。
自分の心象風景そのままです。
月曜日の朝、さらに憂鬱になりました♪