酢のなんともいえない香りが鼻を刺激する。
と同時に威勢のいい声が店内に響く。
寿司屋の雰囲気って独特だ。
回転寿司屋さんを寿司屋って呼ぶほど
寿司屋といえば回転寿司屋さんが
自分の中ではデフォルト。
それにしても昨年の8月以来だ。
回転寿司屋さんに足を運ぶのは。
またトリトンというお店にお邪魔した。
寿司といえば思い出す歌がある。
所ジョージさんの寿司屋
寿司屋に行って寿司でも食おうと誘われて
その日本語にふと驚いた
って歌。
でもこう言ってたかな〜?
普通に寿司食べに行こうって言ってるような?
緊張のあまりおかしな歌を歌っちゃったな。
仕方ないな〜。
6カ月以上もその門をくぐっていなかった
回転寿司屋の門戸を今開けるのだから。
平日の夜だったせいか
前回のように待つこともなく
ファミリー用のボックス席に通された。
作戦成功だ!
それにしても
寿司屋って店員さん以外の声が聞こえないな。
居酒屋とは違う。
さすがお寿司様なのだ。
どの客も真剣に寿司と対峙している。
回る皿の行方を追う目つきは
獲物を狙うどう猛なサメのようだ。
うかうかしていたら自分もエサになりかねない。
サメの猛攻をかわしながら
狙いの皿を見極めるのだ。
いかん!だんだん無口になってきた
もしかして自分もサメ化しているのか?
あっ!食べたいネタが回ってきた!
狙いをさだめるも前の席の人にどんどん吸収されていく。
ん〜〜ここはサメはサメでもコバンザメとして
おこぼれ頂戴計画に作戦変更か?
いかん!だんだん焦ってきた。
平常心を取り戻すのだ!
その時の状況に応じて即座に対応
厳しい現代社会を生き抜くには
この柔軟性が最も要求されるのだ。
オレってまさに現代人の鏡。
家族を前にサラリーマンの生き様見せてやるぜ!
お前らどうだ!オレの背中見てるか!
焦って溺れかけ立て直そうと必死な
自分の背中なぞ見向きもせず
嫁や息子がのんきにペンで何やら書いている。
お前ら!オレが生きるヒントを
背中で語っているという時に何してるんだ!
どうも食べたいものを紙に書いているようだ。
これを店員に渡すと
握りたてを食べられるというシステムらしい。
サメなぞなんのその
ゆうゆうと海洋を泳ぐクジラのごときその身のこなし。
背中を見せつけられたのは自分だった。
◎イカ

◎まぐろ

◎サーモン

◎ツブ

◎ホタテ

◎イクラ

◎ボタンエビ

◎中トロ

◎サバ

僕はほぼイカとマグロとビールで楽しみました。
豪華なネタで楽しむよりも自分はこんな楽しみ方が好き。
美味しそうな笑顔とこれで十分なんです。
あっ!あとこれも注文しました。
◎フライドポテト
