pecobroのZEP絵日記 その3 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

John Paul Jones
愛称は「ジョンジー」
レッド・ツェッペリンの
ベーシストでキーボーディスト。

peco
broにとってのツェッペリンって
ジョンジーって言ってたけど
確かに「Black Dog」に代表されるような
単音リフって
ほぼジョンジー作じゃないか?って
言われているよな。

bro
その「Black Dog」
作曲者が4人の共作ってことになっているけど
この曲をもっとも特徴づけている
リフを作ったのはジョンジー。

では「Kashmir」はどうだと思う?

peco
あの印象的な半音ずつあがるリフと
それにからむオーケストレーション。
ジミーはもちろんジョンジーあっての曲だよな!

bro
実はジミーがことあるごとに
言っていたセリフとして
ビートルズの到達点は
「I’m The Walrus」っていうのが
あるんだけど
このエスニック調な感じを
ビートルズの到達点と捉えるジミー。

その大先輩ビートルズに対する答えが
実は「Kashmir」なんだと
何かの本で唱えてたの読んだことがあるんだけど
ジミーにとってのツェッペリンの集大成って
おそらく「Kashmir」なんだろうな。
でお前さっきジョンジーあっての曲だと言っていたな。

peco
あ〜。

bro
驚くなよ!
実はこの曲の作曲者欄に
ジョンジーのクレジットがないんだよ!


peco
絵日記4
こ、こ、ここまで貢献しているのに
ジョンジーの名がないってどういうこと?

bro
だろ〜!不思議だよな〜。
これだけ貢献しているにも関わらず
作曲者としてクレジットされないジョンジー。

逆のこと考えてみろよ。

つまり彼の名前がクレジットされている楽曲って
どれだけ貢献しているんだ!って
ことにならないか?
もしかしたら「Black Dog」なんて
ほとんどすべて彼ひとりで書いた可能性もあるよな!

peco
そうだよな〜!
あっ!でもこれくらいの時
ジョンジーって確か脱退するとかしないとか
そんなことあったよな?
それで名前クレジットされてないとか?

bro
確かにそんなお家騒動の頃の曲だけど
それでもこれだけ貢献しているんだから
普通クレジットされるべきだろう?
で脱退騒動!

きっとジョンジーとジミーの間には世間では知られてない
確執みたいなものがあるんじゃないか?
お互いスタジオ・ミュージシャンだったわけだしさ〜。

(つづく)

John Paul Jones
「Hoediddle」

またはhttps://youtu.be/sqb5pII7od4
この曲は現在のところ
2001年リリースの最新アルバム
「Thunderthief」の3曲目に収録。

確かこのアルバムって
あのキング・クリムゾンのロバート・フリップの
ディシプリン・レーベルだったっけ?から
リリースされたと記憶してます。

ツェッペリン流プログレッシブ・ロック。
この曲にはそれが凝縮されているな〜。
「The Song Remains The Same」に
エスニックが加味された
現代版「聖なる館」の一曲目って趣。

こんなセンスあるリフやアレンジ
プラントやペイジのソロからは微塵も感じません。

ペイジはコード・リフの名手
ジョンジーは単音リフの名手
自分の中ではこんな色分けです。

曲作りにおけるツェッペリンって
構造的には
かつて名うてのスタジオ・ミュージシャンだった
この2人の作るリフの上に
さらにジョンジーのアレンジで魔法をかけたもの
こう解釈してます。

さらに「アキレス最後の戦い」における
ジミーの有名なコメントとして
完成前のこの曲を聴いたジョンジーが
この曲のリフをひとつにつなげることなんて
不可能だって言ってたけど
ジミーひとりでこれを成し遂げたと
自慢げに語ってます。

確かにこの曲のアレンジはジミーなのだろうし
よほど達成感があったのかもしれないけど
普段からアレンジをこなしているならば
こんなこと言ったりするのだろうか?
しかもわざわざなぜかジョンジーの名を出して。

なぜここでジョンジーの名が?

これって裏返せば
普段のアレンジ担当はジョンジーですって
言っていることと同じなのでは?
うがった見方かな?