リッチーと藤岡弘 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

藤岡弘

1999年~2000年にかけて
NHK朝の連続テレビ小説で
「あすか」という番組がありました。

あすか役に竹内結子さん。
父親役に藤岡弘さん。
母親役に紺野美沙子さん。

京都と奈良を舞台に
あすかがカリスマ菓子職人である父親に師事し
職人を目指し父を乗り越える過程
そして父子の葛藤を描いた作品です。

藤岡弘さんの職人ぶりがいいんです。
職人としての生き方。
これは巨人の星の一徹の言葉とも
かなりオーバーラップもします。

つまり職人たるものが
ペラペラ喋っていてどうする。
菓子で語れといったもの。
一徹も言ってました。
投手がペラペラ喋っていてどうする。
マウンドで示せと。

僕も仕事柄からか、かなり共感できました。
自身のやることをくどくど説明したり
言い訳してもしょうがない。
作品だけが雄弁に語ってくれる。

別に喋るのがいけないと
言っているわけじゃないんです。

職業はその人の生き方そのものだと思うのです。
その職業を通した目で物事を見るし考える。

テレビ鑑賞ひとつとっても
営業マンには営業マンのモノの見方でテレビを見る。
技術職には技術職のモノの見方でテレビを見る。
普段からそれが身に付いているし
そうでなければいけないとも思います。

職が違えば考え方も違ってきます。

どちらが正しいということもありませんが
お互い受け入れ難いことがあるのも確か。

こんなことを考えていると
自分の価値観だけで物事を判断してはいけないし
物事には表があるから裏もあるという
真理もみえてくる。

そういえばレインボー時代の
リッチー・ブラックモアに
インタビュアーがなぜそんなにメンバーを
クビにするのかとの問いに

メンバーを変えずに
アルバム・ジャケットに注釈として
演奏はイマイチですが僕らはこんなに仲良しです
とでも書けばいいのかと返してました。

彼の言葉に職人としての生き方が
込められていると思いました。

リッチーは藤岡弘だ!