
もう20年くらい前のこと。
会社に出社する時に大きな交通事故があったらしく
大きなトラックと1台の転がった軽トラックが1台
軽トラックのフロントガラスの角には
ちょっとだけ血がついてました。
乗車されてた方はもうすでに病院に搬送されてたようです。
回りにはヤジ馬でごった返してました。
警官は現場にヤジ馬が入ってこれないよう
ロープで現場回りを囲って
その中で事故の処理をしてました。
ヤジ馬の一人になるのがイヤな僕は
遠巻きにそれを眺めながら会社に到着。
道路が閉鎖されていたため
少しだけ遅刻してしまいました。
上司に遅刻の理由を聞かれて
説明すると上司の目の色が変わった。
「何!事故!どんな状況だ」
説明すると
「何!血がべったりか!」
いやロントガラスの角にちょっと付着してた程度と
言うか言わないかのうちに
「いくぞ!」と言ってもう一人の僕の上司を伴って
消えてしまいました。
あんたらは刑事ですか!
もう一人の上司は
人の不幸は密の味と遠くで言っているのが
聞こえました。
こいつらキチガイじゃないのかと
内心怒りとあきれた思いでいると
後輩が出社してきました。
pecobroさん何かあったんですか?
と笑いながら聞いてくる。
明らかにあきれ顔。
「どうしたの?」って聞くと
彼も事故現場前を通って出社したのだが
僕たちの上司が警官に
「お疲れさまですっ」と敬礼して
勝手に現場を仕切ってたロープの中に入り
ここから先入っちゃいかんと言って
ヤジ馬たちを仕切っていたのを目撃したそうです。
しかも現場の状況からこの事故は
こうではないかと警官に意見していたそうです。
この方たちはもう退職してしまいました。
今はこんな雰囲気の方たちは会社にはいませんし
会社の雰囲気も一般的な感じに変貌。
バカみたいだけど
こんな方たちが存在していた頃が
今となっては妙に懐かしいですね。
怖いものです。