
数日後またH氏のお店へ。
H氏にレオズ・ヴィンテージの
音の感想を聞かれる。
問いに答えようとすると
H氏「お前のレスポール・リシューと
それほど大きな違いないだろう」
「だけど指板は
おそらくハカランダだと思うぞ」
「シリアル・ナンバーもL1-0096で
わりと初期モノ、
ギブソンの古くからの職人がいる
カラマズーの工場で
作られたものだから品質はいいぞ」
このハカランダ指板、
ワシントン条約により
1970年以降のギターには
採用されてないとのこと。
その後お店のバンドのギタリストK氏と
好きなバンドの話をする。
この年はピンク・フロイドが
1987年以来の再始動
大がかりなツアーを始めました。
思い返せばこの頃って大物が再始動したり
ちょっとした再結成ブームでした。
ペイジ・プラントもこの頃でした。
K氏もフロイド・ファンだと知り
親近感を覚えました。
彼は「炎~あなたがここにいてほしい」が
一番好きとおっしゃってました。
このバンド、
K氏の他にもう一人
ギタリストがいるのですが
その彼のエフェクターをつなぐ順番が
納得できないと
僕に愚痴ってました。
こんな凄いバンドでも
仲間に対する思いも様々で複雑なんだな
バンドの人間関係も難しいもんだなと
思いました。
H氏にレオズ・ヴィンテージは
品質がいいという言葉をいただき
このギターも引き倒せば
好みの音になるかもしれない。
そう思うと楽しみが増えたと感じました。
だがそれも束の間
数ヵ月後ギター雑誌で
ギブソンから
レスポール・リシューに代わる
ヒストリック・シリーズの
生産が始まるという
記事をみつける。
僕のレオズ・ヴィンテージを
手に入れた喜びは、はかなくも短く、
散るのでした。
5年ローンだけが
僕の肩に重くのしかかるのです。
〈つづく〉
1995年にデビューした
クリスピアン・ミルズ率いる
クーラ・シェイカーも大好き!
1996年発表の「Govinda」
この曲、おそらくギターのチューニングが
ジミー・ペイジも「Kasimir」で使ってる
通称DADGADチューニングだと思うのですが?