
- 有川 浩
- 図書館戦争
問題アリと判定された本は容赦なく焚書の憂き目に遭う中、図書館にはまだ自由に蔵書を持つ権利が残されていた。
そのグレーゾーンの狭間で、本を巡り激しい戦いが繰り広げられている中、本を守る図書館防衛員というちょっとした軍隊が組織された。
そんな防衛員に志願したのは本大好きで、女子離れした身体能力を持つ笠原郁でした…
楽しいです。
そんなバカな…と思いつつ、青春まっさかりな楽しさに溢れています。
もう、体育会系ど根性あり、軍事アクションあり、ラブコメありのてんこもり。
有川先生はあとがきにて、月9ドラマ風とおっしゃってますが、どう見てもアニメです、すみません(誰に謝っているのやら)
本大好き、身体能力は男、心は乙女な郁、美人で優秀才色兼備、でも性格ちょっと問題アリで差し引きゼロな柴崎、生真面目短気いじると楽しい「鬼教官」堂上、あたりな柔和で中身は鬼な笑い上戸小牧、サラブレットで超エリート手塚他、一癖も二癖もある登場人物のかけあいが楽しすぎます。
中でも主人公郁。郁。
私はここまで純真ではありませんが、ちょっと他人に思えない…
身長170、運動神経抜群、心は乙女なのに、なかなか女の子扱いしてもらえない郁。
身長170と少し(でも公称168←無理があるかもだ)、インカレに行ける程度に体育会系、弓道やってた時はパワフル過ぎて男弓を引き、バレンタインに女の子からチョコもらう俺。しかも複数。
「若草物語」「赤毛のアン」を読んでおった時(女子は十代で読んでおかないと精神上問題があるらしいと言うので←などと言い訳してしまう俺)、なんとなく気恥ずかしくて、「鬼平犯科帳」のカバーをかけたりした俺。
ちょっといいな、と思ってたりした男にこれは男同士の秘密だ、などと言われ恋愛相談されてしまう可哀想な俺(照れ隠しなのは分かるが他に言い様なかったのか)
そんなことをぐちぐちと未だに呟いてしまう程度には乙女なのに!(もう黙れ)
だもんで、本当に郁には夢中になりました。
頑張れ!負けるな!と握りこぶしを握って大応援団になりました。
それなりに女の子扱いされている様など、自分のことのように嬉しいと感じる感情移入ぶり。大丈夫か、私。
そのそれなりぶりが郁に伝わっていないので、やけに歯痒かったりもしたけれど。
堂上辺りの非常に遠回しで不器用な女の子扱いぶりは歯痒くも萌えでした…てか、久しぶりに「萌え」という単語が似合う作品に出会った気がします。
大事です「萌え」
萌えたら最後、もうずっとついていきたくなりますからね。もう超楽しいです。
じゃんじゃん続くこのシリーズ。
萌えさせてくれる限り、どんどんついていく所存です。
Leave No Man Behind!(ここで言うべき台詞じゃないが)