中学時代に一度や二度は来るであろう、と

覚悟はしていたものの、

この5月がそのようであります。

 

「すべて重なって倒れそうに大変期間」。

 

GW明けたらほんの一息ついたか否かで

土曜日朝から授業参観、

ウィーンの先生来日につき特別レッスン、

そのレッスンの合間を縫うようにして修学旅行

(れ、練習どうしよう、しかも新曲・・)

その前日は英語の試験があって帰宅も遅く、

修学旅行から戻ったらレッスンにセンセイのコンサートに

自分のオーケストラの最後のイヴェントにと

全ての土日の朝が早くて夜まで遅い、

・・からの、1学期の中間試験。

 

もう、今ね、ワタシの生徒さんぐるっと見回しても

学校と名のつく期間中に

一度も登校に支障なく12年間(除:大学)

通い続けた人と、そうでない人の比率は

限りなく半々に近くなるほど、

世の中どうやら複雑なようで。

 

だから、この複雑な世間を、複雑な年齢の特に女子が

こんな複雑(というか多岐にわたるヘヴィ予定)を

こなしながらどうにか学校行ってチェロも弾くならば

もう、結果がどうとか点が如何にとか、

言っちゃあいけねぇや、って思います。

 

そんな5月に、

でも予定沢山なので、

さすがにお洋服買ってやらないと可哀そう。

そして、無理を承知で今日、百貨店に

閉店時間ギリギリまで廻って購入!

 

(整形外科へ行って以来トランポリン復活。)

 

財布はばあば(祖母)で!

 

 

・・・いやね、ワタシだって、

今月こそ買ってあげようかな、と

思うには思っているのです。

 

でも、毎月毎月、

おチェロ様のイレギュラー予定で

諭吉なんて二桁一瞬で飛ばされる日々で

「ああ、来月にしよう」「次のシーズンに」

ってなっておりまして、

そこで白羽の矢(?)が祖母に。

 

生徒さんが新しいお洋服を着ていると

すかさず「あら素敵!新しいの?」と聞くと

そういえば、「ばあばに買ってもらった♪」

という発言、聞くよね??

 

と、ばあばに話したら、二つ返事でYes,と。

この機会を逃すわけにはいかん!と

帰り道にムスメと待ち合わせして

3人でショッピング。

 

デパートでお洋服見るだなんて、

一体どれくらいに久しぶり?!

 

ムスメにいたっては、

近くの百貨店なので建物自体には慣れているものの、

そもそも「通過しかしたことがないフロア」

が、若い女の子向けの洋服なので、

自動的にスルーして上るではないか。

 

おいおい、今日はここだよっ!

と、明るい店内を指さしても、

相変わらず気後れして、隣のガチャガチャとか見てる。

 

もう、哀れみしかない・・・。笑

 

そういえば、今まで小さかった頃は

ワタシの幼馴染のムスメちゃんの素敵メゾンのお下がりとか、

生徒さんにオーダーして作っていただいたりとか、

とにかく「既製品を買う」という概念が

ひとっっつも育っていなかったことに

驚きをもって自覚した本日でした。

 

入れ、入れ、といっても

ぴかぴかの店員さんが待ち構えるお店には

どうしても自分から入っていけないし、

試着室に入ったら、顔が硬直してるし、

いやー、そんなに買わなかったっすかね??

笑(←でも反省。)

 

帰りにたくさん袋を抱えて、

こんなにこんなにたくさん買ってくれて、

ばあば本当にありがとう!!と

それはそれは嬉しそうに深々と頭を垂れておりました。

 

その心構えで、次のシーズンも狙うように。

(母より。)