やや疲れを感じているのか、

最近控えていた甘いおやつを

ティータイムのお供にしています。

 

とはいえ一番癒されるのは

珈琲にまつわるもの、です。

薫り、淹れようと思う時間的余裕、器。

 

 

今朝は久々に取っ手のついた作家物の器。

 

これは本当にお金がない頃

(今は?と問われるとぐうの音も、)

清水の舞台がここでなければどこなのか、

という気合でだだーんと6客揃えたカップ。

カップの他にソーサーもあるのですが

ちょいと日々の自分には大袈裟な感じもするので

今日は同じ作家さんの手塩皿に乗せて。

 

今思えば、家具の椅子が全部そろっているより

それぞれの産地と時代の違うアンティーク

の方が、シャビーで今っぽかったりするように

なにもあんなに爪に火を点している時に

決死の覚悟で6客揃えることもなかったのだけれど。

 

それでも、とろりと肌に吸い付くような

儚げで真っ白い陶器の美しさとは対照的に

意外に頑丈で一つも欠けもなく

6客ピシッと揃っている20年目。

 

いいものって、多面的に朽ちない。

 

 

そんなお供に(こっちの下は北欧の磁器ですが)

おやつ担当のムスメが用意してくれた

「アイスぜんざい」。

 

西友で3つで200円の小さな善哉に

MOWという100円ほどの無添加のアイスクリームを

二人で分けっこして、

「ハイ!一人頭お幾らまんえん?」

・・・・とかついついやるから、

愉しいおやつの時間に水を差しがちな親。

 

とはいえ、上の素敵なガラスの器も

生徒さんのお母さまから頂いた作家さんのもので

大切に、慎重に、と思っていた当初から

もう何年も毎日のように愛用させて頂いているのに

欠けひとつなし。

 

いいものってねぇ・・・・。

そう思うのに、服は無印以降は買わないという。

以降って?というハナシでもありますけれど。

 

 

今日は、楽譜の采配と

電卓ぽちぽちとか

タイマーぴぴぷぴだとか、

パソコンとプリンター点けっぱなしだとか

事務仕事てんこ盛りの日曜日だったので

珈琲に頂き物のお菓子2種。

 

どうか、明日の体重計が

このことを忘れてくれていますように。