今日もここのお話です。

 

一番訪問してる水族館ですので、

多分しばらく続きます。

 

2022年4月10日訪問のお話です。

 

 

相も変わらず巨大な水族館です。

そして飼育種も日本で一番だそうです。

 

さて、そんな飼育種№1の水族館で有名な生き物って何でしょうかー?

 

スナメリ。

今年で飼育60周年だそうです。

繁殖を初めて成功させたのもここですね。

 

 

ジュゴン。

世界でも鳥羽とシドニーだけ。

今年、入館36年で世界記録をずっと塗り替えているセレナちゃんです。

水族館のアイコンにもなっていて、まさにアイデンティティ。

 

 

そしてやっぱり・・・

 

ラッコですね。

 

 

なにこの写真。

 

1983年に初展示してからメディアと組んでラッコブームを起こして、入場者数を増やし、水族館として盤石を築きあげるキッカケとなったイタチです。

 

そんなラッコ展を見に行きました。

 

ところで、日本で初めてラッコを展示したのは鳥羽じゃありません。

それは元副館長さんが講演で言ってました。

 

 

沼津にある伊豆・三津シーパラダイスです。

しかしTBSと結託して敢えて鳥羽にはラッコがいるよ!と特集を組んでもらって、あんまり知られていません、ね!

 

この水族館の強みはプレス(報道)の使い方が異常に上手なことだと思っています。

 

 

ラッコの展示は入口から結構歩きます。

 

歴代の飼育繁殖してきたラッコの写真がたくさん。

 

 

 

 

そういえば、私が初めてここに来た時にいたラッコは

メイとロイズです。ロイズは元々鳥羽産まれでしたが、サンシャインを経て戻ってきたとか。すでに鬼籍です。写真・・・全部ぶれてます。

 

 

 

ラッコについての解説と。

 

 

ラッコの保全活動。

 

 

鳥羽水族館のラッコ展示に関して。

 

いたずラッコって書いてあります。

 

 

ブログに乗せると文字がつぶれて見えないかもしれませんが、40年近くの年表です。

1994年には日本全国28館122館でラッコは飼育されていたんですって。

 

私が水族館巡りを始めた2017年3月には7館10匹でした。全員に逢えたことを今でも自慢しています。今は2館3匹です。

 

 

見えないかもしれませんが、1983年のポスターにはいい日旅立ちと書いてあります。

国鉄のイベントです。

 

 

当時ラッコは知られてなかったみたいです。

 

 

可愛いですね。

プロのカメラマンを専属で雇ってるんですよね。

写真のうまさが段違い。

 

 

メイちゃんとキラちゃんです。

キラちゃんは南紀アドベンチャーワールドからやってきました。

メイちゃんは鳥羽産まれ鳥羽育ちの鳥羽っ子です。

 

可愛いなーで終わればいいんですが……この企画は数年後には見られなくなるであろう鳥羽のラッコの歴史を見て、きっと未来ではラッコは忘れられた生き物になるのかなぁと考える機会になりました。

 

私が始めた時はスカスカだったラッコの展示が、今は人だかりで何だか複雑な気持ちでした。

 

さて、最後にペチカが撮った迫真の1枚を。

 

 

後、この日のご飯お写真・・・

 

 

美味しかったです。

 

さて、今日は鳥羽水族館のラッコ展についてお話ししました。

次回更新は火曜日、テイルズウィーバーの内容について。

ではよい週末をお過ごしくださいませ!