手しごとリタイア・ライフ -1722ページ目

春よ来い

メリノのカラー原毛とラメ糸を寄り合わせて双糸にしました。陽ざしの中でこの糸を見ていると、春気分です。チューリップピンク




手しごとリタイア・ライフ


でもそんなムードにも浸っていられない現実が…。2月15日から伊丹にホームスパンの講習を受けに行くので、そのために糸を紡がねば…。

服地を作ろうと思っているのですが、チェビオットがいいと先生にアドバイスを受けたので、これからつむごうと思います。σ(^_^;)

5年ぶりに完成

桜知人に編み図をもらって「つくりたいつくりたい」と思っていたジャケットがやっと完成。桜


手しごとリタイア・ライフ



  茶系の濃淡…ムーリットを双糸につむぐ

  こげ茶………ポールワース
  金茶…………アルパカ
  黄色…………真綿をコブナグサで染色。20年くらい前に母が養蚕農家から繭を買って真綿にひいてくれました。それを私が田舎の畔にはえていたコブナグサで染めました。真綿はとても堅牢度が高かったです。



まだボタンはついてないし、襟の具合も今一つなのですが…。あひる

つややか、手すきのはがき

今日(2月1日)で紙すき講座が終わりました。
大きな銀杏の板に張り付けて乾燥させた、はがきや色紙を丁寧にはがします。アップ


手しごとリタイア・ライフ


パルプ紙、泥入り雁皮紙、雁皮紙、楮紙、それにわざとチリ(ゴミ)を入れた紙の4種類です。



手しごとリタイア・ライフ


雁皮入りの紙はどれもとってもつややかで、ほれぼれするような出来上がりです。グッド!もちろん技術が伴っていないので、均一にできていなかったり、しわがよっていたりですが…。



日本の紙づくり

 610年…推古天皇のころ、高句麗の僧が絵具・紙・墨を作った          のが始まり。このころの紙は写経や経文典といった仏教上の用 途と戸籍を作るのに必要とされていた。


名塩(西宮市)の紙つくり


 16世紀の終わりごろには始まっている。越前から伝わったそうで、起こり についてはいくつかの説がある。江戸時代になると、名塩の紙は「 藩札」 として近畿を中心に全国各地で使われていたようで、青森県や、九州地方でも名塩の紙を使った藩札がみつかっている。
  昭和初期には名塩に120軒の紙すき屋があったが、現在では3軒がすき続けているだけ。しかし、昭和53年には名塩紙製紙技術保存会が結成され 、昭和58年に兵庫県指定重要無形文化財保持団体として認定されている。



4日間にわたり本格的な紙すきをご指導いただ八木米太朗先生はじめスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。