今日(3/4)の日経流通新聞で興味惹かれる記事があったので紹介。

毎週金曜日に組まれる"風をよむ”という特集で
ロッジ経営者の安藤誠さんが取り上げられていた。
彼は、北海道阿寒郡鶴居村という、タンチョウ鶴の生息地で有名な
場所に「ウィルダネスロッジ・ヒッコリーウィンド」という新しい形態の宿泊施設を
建てた。
出会いと感動と学びの場をテーマに音楽を中心に良質の芸術を紹介している。

国内・海外の実力派のミュージシャン達が東京でも大阪でもない
人口わずか3000人弱の北海道のはての村の、客が50人入れば
いっぱいのロッジで演奏をする。
彼らはどのホールより、周りを原野で囲まれたこのロッジで行う
演奏がリラックスできるそうだ。
周囲を大自然に囲まれ、雑音のない自然の静寂の中で響く音色は
どれほど澄んでいるか。
音楽家の演奏の情熱、感情のうねりはどの場所よりも
ストレートに伝わっていくだろう。

安藤さんの経歴も興味深い。
大学時代に人とと関わる仕事がしたいと、大学の社会福祉学部に入る。
学生時代、バイクによる日本一周をルートをかえて4回達成した
際「旅の真髄は、どこへ行くかではなく、何に,誰に出会うか」
という思いを強く持つ。
そして将来は人が集い学ぶ場、幕末の私塾のようなものを運営したいと思った。
卒業後社会科の講師を12年間勤め、その後紆余曲折を
経てロッジ「ヒッコリーロード」を完成させる。

ロッジ事業を始める際、融資をしてくれた釧路信金の
担当者は「担保の有無ではなく、銀行家として個人の
資質を認めた。若かったし、この人は何事もやり遂げる力を
持っていると思った。」と述べている。

自分のやりたい事が明確になり、その道を
見つけた人の心の強さは何物にも勝る。


この記事は揺れ動いている私には喝を入れたような気がした。
それと同時に人生って何でもありなんだよ、と写真の安藤さんの
柔和な笑顔が語りかけているようにも思えた。
私は今本当に好きなこと、やりたい事がちょっとまだ見えてないのだけれど
(整理できてないんだけど)いつかこんな風に静かで温和だけれども
その影に静かな強い意思と情熱を含んだいい顔になれたらいいなと
思った。

いつの日かこの「ウィルダネスロッジ・ヒッコリーウィンド」を訪れて
雑音のない自然の中でどっぷりと音楽の波につかりたい。
安藤さん自身、北海道アウトドアガイドの資格を持っており、
冬はスノーシュー,夏はトレッキングやカヌーのガイドもするとの事。
私にぴったりじゃなーい。
今年行きたい場所リストにまた1つ追加!


おまけ:3/2の記事にコメントをくれた友へ
    本当にありがとう。
    うれしかったよ。

さらにもう1つ;今日買った本





著者: デイジー・ウェイドマン, 幾島 幸子
タイトル: ハーバードからの贈り物