寒さが時々ぶり返す今日この頃、我が家の
食卓は鍋が多くなる。
野菜もおいしくなるし、準備も簡単なので週末は
必ずと言っていいほど鍋のオンパレードになる。

で、そこで必ず繰り広げられるのが鬼気迫る野菜の
争奪戦。
普通だと、例えばすき焼きならお肉、かに好きなら
かにや魚介類を誰が取るかで鍋の上は戦場となる。
親子と言えども情け容赦はない。
ただ、我が家の場合そういった華の食材は
むしろ公平にいさかいもあまりなく分けられる。

争いが勃発するのはむしろ野菜なのである。
例えばすき焼きの場合。
ここでの目玉は、太い甘い白葱、ちょっとぴりっと酸味のある
青ねぎ、エリンギ、しいたけ、マイタケなどのキノコ類
しゃくしゃくした大根。
こういった少数野菜は、争いの目玉になる。

「おーい、そろそろ食べ頃だぞぉ」と鍋奉行の伝令が下される。
そしたら一目散にまず、目当ての野菜をひっつかむ。
ぼやぼやしていると少数野菜は、あっという間に目の前から消える。
「お野菜ばっかり、食べないでお肉も取りなさい!」とか
「あー私、葱食べてない!1人3つやで!取りすぎ!」
「誰マイタケばっかり取ってるのは!」とか悲鳴やら罵声が飛び交う。
つわものになると、たった1回お箸を伸ばして、根こそぎ頂く。


我が家は家族全員が野菜好きな事もあり、すき焼きだとお肉が1に対して
野菜は7か8。
焼肉(鉄板焼きとも言う)をするとその比率は更にあがり
お肉1に対し野菜8か9。


友人達に鍋事情を聞くと野菜をめぐる争いなんて聞いた事ないと
の事。うーん、そうなのか。
他人様の鍋事情はどうあれ冬になると毎週繰り広げられる
このドタバタも結構いいかもしれない、と昨日鍋を囲みながら
しみじみ思った。
家族全員が揃って健康で、あーだこーだ言いながら鍋をつつける
って平凡かもしれないけど、幸せだ。
そんな当たり前の事見えてなかったなぁ・・・・