休日の新聞の朝刊が私は好きである。
特に差し迫った用事がない休日の午前中は
家事を済ませ、お茶を入れて平日はなかなかゆっくり
見る事が出来ない朝刊に目を通す。
今の季節だと窓から太陽の光がさしこみ、
まるでサンルームにいるようにポカポカして気持ちがいい。

今私が毎回楽しみに読んでいるのは、日経新聞の
「私の履歴書」である。
勿論普段はすっとばしている事も多いのだが
今回の履歴書はそうそうたる人物の名前が毎日登場したので
否が応にも私の目を惹きつけた。


ピーター・ドラッカー。
コンサルタント、大学の教授、そして「マネージメントの発明者」と評されている人。
私は経済のことは、専門外だけれど本屋に行くと
必ずこの人の名前は経済書の棚でお目にかかる。
経歴など詳しい内容は、近いうちに履歴書欄で目にすることになるので
説明は省く。

彼は文章の中で93歳(!)になった今でもなお現役の道
をたゆむまず歩んでいる。
その上更に、自分の専門外の興味ある勉強をしようと
しているのだ。
期間を3ヶ月と3年間と区切りし、3か月目標、3年目標を定める。
彼は3ヶ月で中国の明時代の芸術を
3年間でシェークスピァ全集を丁寧に読み直す事を自分に課した。
その前の3年間はバルザック全集だったそうである。

ただただびっくりした。
例えどれだけ年を重ねても、目標というものは常に存在し
それに向かって邁進する人が必ずいて
彼はまさしくその一人なのだ。

この記事を読んで、私は消えかかっていた(あるいは
むりやり消そうとしていた)1つの事を思い出した。




著者: P・F. ドラッカー, Peter F. Drucker, 上田 惇生
タイトル: チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ!