ジェイソンのお話を書いたので、それに関連して、学校のクリニックの事を書こうと思います歯


幸い、カナダは健康保険は誰もが入れるようになっているけれど、歯には適応されません。歯の保険は会社や個人で入るので、退職して歯の保険のないシニアや、若くてもアルバイトや自営業で歯の保険がない人達はたくさんいます。そういう人達にとって、学校のクリニックは重要な存在です。もちろん、学校のクリニックでも保険は使えるので、保険を使う患者さんもいます歯花



普通の歯医者さんに行ったら、クリーニング、チェックアップで200ドルぐらいかかる所(初診の場合はレントゲンの数も増えますし検診代も高いので、合わせて通常300ドル以上かかってしまいます)、うちの学校のクリニックだと口腔状態によって、 35ド ル~80ドルで済みます。 (今は、1ドル=80~90円ぐらい)レントゲンも1枚2ドル、パノラマは20ドルで済むので、治療が必要な場合は、レントゲンのコピーと紹介状(というか、この歯を治療してください、というような紙)を患者さんに渡して自分で選んだ歯科に持っていくこともできます。


うちの学校にはアシスタントコースもあるので、1月~8月はアシスタントコースの生徒の実習のために、restorative clinicがあって、歯の治療もできます。(さすがに根の治療はやっていないけど)この場合、州のFee guideの半額で済むので、予算が問題な場合には本当に助かるわけです。前にも何回か書いたけど、削ってコンポジットをつめるだけで、州のFee guideで1万円ちょっと~3万円ぐらいかかります。


その他、学校のクリニックだと、ホワイトニング(家でやるブリーチング)が120ドル、シーラント1本5ドル、スポーツ用のマスガード25ドル、というような感じです。

難点は、1回の予約時間が長いこと!だけど教育機関なので、チェックも厳しくて質はよいんじゃないかと思います。


*自分で患者さんを探したり、予約の手続きをしないといけない学校が多い中、うちの学校は衛生士コースの歴史も長く患者さんがたくさん来ます。そしてフルタイムの受付の人もいるので、予約の確認の電話や、グレードに必要な患者さんの手配もすべて受付任せで生徒は介入しません。

本来の目的の実技、学業に専念できるようにサポートしてくれる今の学校で勉強できて、本当に幸せです若葉