おはようございます✨
コアエッセンス
コミュニティマネージャーの井上紗佑里です。
以前、セラピストをしている方から
こんな質問がありました。
・・・
クライアントさんとのセッションの予約を
連絡なしにすっぽかされたそう。
1時間待って、
「仕事でした。すみません。」
と、連絡が入り、リスケジュールしたそうです。
それを見ていたご主人からは、
「社会人としての自覚がない!
きちんと謝りもしないなんて、
人の大切な時間を使ったのに
その連絡はないよね。
黙ってリスケするより、
そこを教えてあげるのがカウンセリングなんじゃない?」
そう言われたそう。
自分は感情的になることはなかったけれど、
怒って、教えてあげるべき!
というご主人を見て、
自分はどうするべきだったか?
と考えたそうです。
このお話を基に、勉強会の中で、
「皆さんなら、こんな時どうしますか?」
そう問いかけました。
こんな意見が上がりました。
「私も黙ってリスケジュールしたと思う。
でもそうするのは、
セラピストとしての在り方を確立しようと
「在るべき姿」を自分に課してしまっているのではないか?
とそう気がついて、ザワザワした。」
「何かルールを決めて、
事務局に間に入ってもらうのもいいかも。
本人にきちんと伝えることも大切。」
「本人にセッションが必要かどうか、
一度確認してみたらいいかなと思う。」
・・・
私には、どの答えもしっくり来ませんでした。
そこには
相手を思いやる言葉が
なかったような気がしたから・・・。
確かに、約束を破るのは、
社会人としていかがなものか?
と考える方は多いでしょう。
「約束を一方的に破るなんてありえない。」
「すっぽかしたなら、
それ相応の説明をすべき」
「もっときちんと謝って誠意を見せるべき」
どれもその通りかもしれません。
でも、
連絡ができなかった裏には、
きっと何か訳があったはず。
「予約が思い出せないくらい、
いっぱいいっぱいだったのでは?」
「何か急なことで手が離せないのでは?」
「もし熱を出して寝込んでいたら?」
相手に何があったかを
洞察してみます。
仮にうっかり忘れてしまったとしても、
気がついた時には、きっとバツが悪かったはず。
相手が今どういう状況なのか、
どんな気持ちなのか、
普段、人とどう関わっている人なのか・・・
考えて心に寄り添います。
そして自分の気持ちや、
相手に伝えたかったことにも
目を向けます。
「相手も自分も大切な存在。
お互いを信頼し、
尊重するにはどうしたらいいの?」と
そう問いかけます。
私は、好かれることよりも、
信頼されることを選びたい。
相手に寄り添い過ぎで、
エゴや甘えを引き出すのではなく、
自立して自ら答えを見つけるように
寄り添いたい。
より良い関係を築いて、
次のセッションには
お互い心地よく向き合える土台をつくりたい。
それにはどうしたらいいかな?
・・・
例えば、こんなふうにLineにメッセージします。
<約束時間〜3分後>
「お時間になりましたが、大丈夫でしょうか?
お待ちしています。」
→時間になったことを促します。
<約束時間〜5分後>
「何かありましたか?
お手伝い出来ることがありましたら、
お知らせくださいね。」
→回線や接続問題かもしれません。
サポート出来ることがないか、
どのような状況なのかを確認します。
<約束時間〜15分後>
「何か急なことがおありになったのだと思います。
今日の予約は一旦キャンセルしましょう。
メッセージを読みましたら、
一度ご連絡をいただけますか?」
→自分にとっても大切な時間。
10分を過ぎて連絡がない場合は、
15分をリミットに気持ちを切り替えて、
連絡があってからリスケジュールします。
<1時間後。先方から連絡>
「仕事でした。すみません。」
<お返事>
「抜けられないお仕事だったのですね。
何かあったのかと気がかりでしたが、
無事で安心しました。
→相手の状況に合わせて寄り添う。
予約のリスケジュールを希望されますか?
→相手の意図の確認
私は
○月○日○時から○時まで
○月○日○時から○時まで
○月○日○時から○時まで
上記でしたら、お約束が可能です。
→ハンドリングはセラピスト側で。
私にとってもスケジュールを調整して
確保する大切な時間です。
次回は確実にお話しできる日時で
お約束ができると嬉しいです。
ご連絡お待ちしていますね😃✨」
→次は確実に時間をお互いに守って、
良いセッションが出来るようマインドセット。
・・・
私がいつもしている調整は、こんな感じです。
きっと、もっと素敵な表し方があるはず❣
また皆さんからも、
自分だったらこうするをぜひお聞かせくださいね🤗✨
一番大切なことは、クライアントさんと
信頼関係を築くこと。
たとえ
【すっぽかされた】としても、
そこはまだ、信頼関係を築く手前の
入り口のところです。
まだ出会ってもいない、入り口のところで
その人を知ったような気持ちになって
いませんか?
〜〜〜〜
何か出来事が起こった時、
どこを切り取るか、
相手のどこを見るか、
どんな関係を築きたいか。
それを選択するのは自分自身です。
眞佑里語録
「洞察の深さは、愛の深さ」
自分がどう在りたいかを、
一つずつ考え、体現し、
積み重ねることで、
調和の世界を一緒に創り出していきましょうね(^^♪
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