おはようございます![]()
ベビー英会話&英語わらべ歌ベビマのpearly cloverです![]()
お盆休み中の出来事です。
先日、ちょうど車で出かけるところだったのですが
我が家のマンションの共用廊下で
一匹のカマキリを見つけました
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綺麗な黄緑色の、おそらくまだ若いカマキリ。
少し高いところをゆっくり歩いていて…
キャンプでだいぶ虫に抵抗がなくなりつつある私は
さすがにまだ手で持てないけれど、
息子に見せたいと思い、夫と息子を呼んできました。
私は外の車の中で待機していたので、
虫が大丈夫な夫が息子にどんな話をするかは任せておき、
戻ってきてからどうだったか聞きました。
息子は「かまきり!歩いてたね~。
大きくて、みどりだったね~。」などと興奮気味![]()
図鑑よりもはるかにインパクトある、
何よりの実物教育ですね![]()
そのカマキリをどうしたかと聞いたら、息子が床に
置いてほしいと言うから夫が床に置いたと言うのです![]()
同じところを一緒に歩きたかったみたい…![]()
「踏まれたらどうするの
」と言ったのですが、
もう車で出発してしばらく経っていたので、
結局戻れず、そのままに…
すると二日後、何と最悪の予想通り、
カマキリが廊下でペチャンコのおせんべい状態に![]()
ちょうどまた夫と息子も一緒にいたのですが、
息子は何が起きているのかよくわかっていない感じで
また「カマキリだ~!」。
「この間のカマキリさんだよ、きっと。
でもなんか違うね。。。何が違うと思う?」
「廊下に置いたから、踏まれてペチャンコになっちゃったんだよ。」
「もうずーっと動かないんだよ。ずーっと『さようなら』なんだよ。
この間は動いてたのに、変だよね。」
などと色々息子に伝えると神妙な顔に。
寝ているのではないというのは既に理解している様子。
「ちゃんと『さようなら』と『ごめんね』しようね」と伝え、
夫にペラペラのカマキリを持ってもらい(私はやはり無理
)、
ちょうどまた出かける前だったのですが、
マンション前の土のところに穴を掘って埋めました![]()
急いでいたけど、この時間は取らないといけないと思い…
そしてみんなで「な~む~」しながら
「もう大丈夫だから、安心してね」「ごめんね」と
言葉の限りをつくしてお詫びしました。
その3日後、今度は夜、出先から夫とまた3人で帰宅すると、
なんとマンションのオートロックの入口で、
同じサイズのカマキリがこっちを見てる![]()
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息子はまた「カマキリさん、いた~!!」と大興奮。
こんなに短期間でカマキリを2度も見るのは珍しい…
なんだか先日のカマキリが戻ってきてくれたみたいでした![]()
でもまたマンションの入口なんかにいると
これこそどうなっちゃうか分からないので、
夫にお願いして捕まえてもらい、(私はやっぱり絶対無理~
)
またちょっと高い木のところに移動してもらいました。
「また踏まれちゃってずーっとバイバイは悲しいもんね。
お家に帰れるといいね」と息子に話してまた「バイバイ」。
でも、ペチャンコのカマキリさんはもう動かないけど
ずっとあそこの土の中いるよ、今度はこの間と違う
カマキリさんなんだよ、そしてこのカマキリさんには
生きているからまたいつかどこかで会えるかもしれないね、
と伝えました。
道に飛び出そうとしたりと、小さな子供を育てていると
日々危険がいっぱい。
でも「ずーっとバイバイになっちゃうんだよ!」といっても
説明すると何かピンときていなかったのが、
少しはピンときたみたい。
虫と自分とは住む世界が違うことも、
息子は理解したような気がします。
息子に自分の命をもって命を教えてくれた
カマキリさんに心から感謝です![]()
目に見えない概念、命や生死を教えるのは難しい。
でも私たちは沢山の命を日々頂いていること
感謝しなければならないことなどを、今回のことを
取っ掛かりとしてまだまだ色々伝えていかなくちゃと思いました。
そして私も、日々情報に振り回され過ぎたり、
目先のことにとらわれ過ぎて悩んだりせず、
命という壮大な視点から物事を時に見たりして
感謝を忘れず過ごしていかなくては…と
そんなことを改めて感じたお盆休みでした。
ちなみにカマキリは英語でmantisです![]()
リアル体験と一緒に覚えるとより定着しますね![]()