まとまらないまま、でも気持ちが新鮮なうちに- 映画「JOKER」 | サボリ通信

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大村幸太郎ブログ

やっぱり書いてしまう事に、、すみませんまとまってませんが本日、
映画「JOKER」を鑑賞/堪能してきました!













いやー、格好良い面白い! この映画は賛否あるような、らしいですが、僕個人は良かったです。とにかく格好良かった!
じゃあ格好良いって何なのか。ですが
驚いたのは(無茶苦茶あります)ロケーション。 舞台はゴッサムシティですが明らかにニューヨーク。それも60s70sくらいの。
ブラウン管にテレビショー。THEエメリカンな時代は刑事コロンボ、タクシードライバー等僕の好きなアメリカ映画のロケーションを見事再現されていた事です。
マニアックだけれどあの頃の映画は映像も音楽もインテリアも小物もこだわりあって、VFXとかそういうのがもちろん無くて、代わりにアイテムやアングルやカメラワークで魅せてくれます職人的に





















もちろん今回のJOKERでは最新の映像技術で当時のエイジングな街並みを再現しているのだろうけれど(まさかセットではないでしょう)その舞台にこだわったのは監督は60s70sの映画を明らかにオマージュされているからだと思います
劇中にも使われていた黄色の太字フォントにムード音楽なんてもうコロンボが長コート着てフラフラ現れるか、デニーロ扮するトラビスが歩いていても違和感ないでしょう、M-65を着て缶バッジつけて。Leeのジーパン履いて
こういう細かなアイテムなど、当時のアメリカ映画は非常にこだわっていました。
そうした小物小道具インテリア、この映画ではそれが完璧でした。 故にジョーカー のファッションが活きて、めちゃくちゃ格好良かった













格好良いというのはこういうところです!やりたい事や好きなもの、オマージュしてきたもの。それを敬愛込めて映画を作っていく、僕はこういう職人な監督が大好きです。
多分日本ではクロサワや小津に憧れて作る感じだと思います















映像も光をふんだんに取り入れジョーカーを演出する部分、漆黒に近く明度を下げて演出するジョーカー 。 芸術にとても長けている作品でした
そしてジョーカー 役の俳優さん(よく知りませんが)めちゃくちゃ格好良い演技でした ビデオまだなってないけれど各シーン非常に格好良い構図、立ち位置、ポーズが確認できるでしょう。

ネタバレですが、
シメにテレビショーのクロージングな雰囲気を持ってくるあたりセンスを感じるというか、最後までパロったままジョーカー のショーにしてやられる。というか、僕ら見る側も笑い者にされ、ショーの材料のように嘲け扱われる。
ジョーカー という人物像を見事に表現してくれたように感じます。
あれはホンマ見事 その辺のやり方もシヴい 格好良い めちゃくちゃ格好良い終わり方だった


「あれはどんな意味が?」「どういう結末?」映画が終わると周りから直ぐに−結果−を求める声が聞こえてきます。 批評もそう 答えを出したがる
僕個人的に思うのはそれは作った監督にしか分からないし、監督であっても数年経てば解釈も変わる。 つまりは自分で見た人自身が感じる思う想像する−そのまま謎にしておく、と言った答えを最近では持てないのかな?と思ったりします

賛否が出るのもそんなところでしょう
あれは〜を思わせる!、悪だ!

しかし映画はあくまでもゴッサムシティの話です。
たしかにダークヒーローの如く乗り上がるジョーカー は現在の○メリカの風潮にも似ています。
というか、労働者目線で煽って成り上がったのが、かの○ランプさんで映画見てたらどうしてもそういうの想像させるし、かの国の国民は本当に映画の中のダークヒーローのように彼を奉って支持していたのかもしれない

でもこれは映画。
あくまでゴッサムシティ、フィクション、その中で何か現社会の不満を感じる、どこかの国で起こっているような事も感じるかもしれない。だからフィクションと現実を行き来しながら今を考えるのだと思う 一つの考える手段、キッカケだと思う

映画とはそういう役もあんのかな思います



まあ、

んな事は良いですね 映画は面白けりゃ良い



ジョーカー は日本で言えば多分ガンダム のシャアみたいなものかな?? シャアも似たような感じだし

格好良いんですよね、何故だかやっぱり。
ハロウィンは人気出そうです笑