三重県四日市市には5ヶ所の遊郭跡地がある。

検索すると概ね4ヶ所と出てくるものの実は5ヶ所。


今日はなかなか 話題にならない5ヶ所目の遊郭跡について。


四日市には東海道が通っており宿場町として栄えた場所がある。

それが富田。

かつては映画館や劇場 はたまた海水浴まででき

蜃気楼まで見てたとゆうではないか。

高度経済成長とともに埋め立てられ

大きな国道になり海水浴の跡形もない、、、

ことはないらしい。


一般的にこの辺りの点在していたヤトナ(雇われ仲居)さんを中心とし商売をしていた業者を移転させ住吉新地ができたと言われているが


JR線と1号線の間の数十メートルの路地に旭町新地はありました。

ちょうど 消防署の裏あたり。

四日市では数少ない富喜湯とゆう素晴らしい看板建築の銭湯も最近まで建物がのかってました。

平成の時代まで他にもこの辺り4軒の銭湯が現役で営業されてました。


かつてこの辺りにあった旅館の息子だった

20年ほど前に知り合ったぼんくらじじいが

旭町新地のことを教えてくれました。

時々私を偶然見つけて呼び止めてくれるので

元気な顔を見れると嬉しいです。


現在残ってるのは3軒ほど。

それでも50メートルほどの路地ならは

致し方ないです。

遊郭跡の裏を覗くと更に細い路地があり

現在住んでいる人がいなくなれば

立派な廃墟になり得る小さな建物もちらりと見えます。


そしてこの地域映画のロケできるんじゃない?

ってくらい格子の家が立ち並んでます。

戦後の一般的な民家ではあるものの

圧巻と言えるレベルで 広範囲にわたり

古い木造家屋が残ってます。


空き家も多いでが この街並みが少しでも残ってくれないかなーと思います。



この旭町新地 料亭跡なので

やはりこちらも 仲居さんがメインだったのでしょう。


その名残で辺な場所に1軒特殊浴場が現在も古い佇まいで営業してます。


話が沢山脱酸しました。


料亭跡


料亭跡

この橋はかつて太鼓橋がかけられており

見返り橋と呼ばれました


旭町新地を出てすぐの年代かかった建築

この路地に鰻屋さん 和洋食のお店が当時のままであろう姿で現在も営業されてます。

ってことは美味しいのかな。